- 1
- 2
秋元康氏が総合プロデュースする新アイドルプロジェクト「IDOL3.0 PROJECT」のオーディションが佳境を迎えている。従来のアイドル活動に代表されるコンサートや握手会などの“リアル”な場での活動と、メタバース空間やNFTなどのWeb3.0技術を駆使した新しい活動領域もプラスしたリアルとバーチャルを行き来する新アイドル。オーディションでは今年4月から募集を開始し、いくつかの審査を経て、114人がファイナルステージに進出。そこから更なる関門をくぐり抜け、最終審査に進む29人が決定した。最終メンバー決定に向け9月24日にはその29人をお披露目するイベントが東京・池袋のサンシャインシティ噴水広場で行われる。彼女たちはいまどのような思いでいるのか。連載で一人ひとりを紹介していく。なお動画ではチャームポイントを披露してもらった。本稿では茨城県出身22歳のニイを紹介する。
――なぜこのオーディションに臨もうと思いましたか?
元々アイドルが好きで、写真集を買ったり、映像を見たりライブにも沢山行っていました。そんなライブに行く中で「楽しかったな、明日からもまた頑張ろう!」って思う反面、「自分もあのキラキラしたステージに立ってみたい」といつからか思い始めました。昔からずっと憧れはあったんだと思います。でも歌もダンスも特別得意なわけじゃないし、誰かに打ち明けるのは恥ずかしい、自分はなれるわけないと自信がなかった私は挑戦せずここまで来ました。転職活動をしているときに、このオーディションを見つけました。社会人になって3年目、何もない普通の生活を過ごしていましたが自分のやりたいことを改めて考えた時、やっぱり人前に立って誰かを笑顔にできるアイドル、また私に会いたいと思ってもらえるアイドルになりたいと思いました。応募する資格があるのに、このチャンスを逃したらもう挑戦することができないと本気で思いました。今までなら絶対に挑戦していなかったと思うけど、なんか今の自分なら挑戦できるかもと思えたんです。ここまでで色々な経験をして自分に自信が持てるようになったからです。転職活動をしていなかったら、改めて自分のやりたいことを考えることはなかったと思うので、まさにタイミングだなあと思います。
――このオーディションで大変だったこと、楽しかったことなど思い出深かいことと得たものは?
大変だったことは、グループGのキャプテンを任されたことです。私は人に厳しくする、指摘する、誰かに指示を出すというのが苦手です。「こんな私がキャプテンでいいのか!?」と初日に正直思いました。笑
グループGのみんなは個性豊かでパワフルで、みんな仲が良いのはいいことだし、凄く楽しかったのですが少し盛り上がりすぎてしまう場面がありました。一歩引いたところで冷静にみんなのことをみて、上手く話をまとめたり、みんなに意見を聞いたり、平等にみんなと話したり、私なりに頑張りました。歌やダンス面で引っ張ることは難しかったので、得意な子にそこは頼ったり、みんなもそれぞれ意見を出してくれたので、あまり自分が引っ張っていくというキャプテンっぽくはなかったかもしれません。でも、みんなに優しくみんなを大切にできるという良いところが自分にはあるので、話しやすい雰囲気作りや、みんなのことをちゃんと見て気遣うことができ、「ニイちゃんがグループGのキャプテンで良かった」「これからもキャプテンはニイちゃんがいい〜」と言ってもらえて、みんなにとってのキャプテンにしっかりなれていたんだと思えて凄く嬉しかったです。1番の思い出はグループGで成果発表の優勝ができたことです!合宿期間みんなで朝から晩までずっと一緒に頑張ってきたので、名前が呼ばれた時は本当に嬉しかったです。涙を流してまで喜んでいる自分がいて、私は今本気でこのオーディションに向き合えてるんだ、本気でアイドルになりたいんだと改めてデビューしたいという気持ちが強くなったきっかけにもなったので、1番の思い出になっています。
――最終審査に向けた意気込み
まずは、ここまで応援してくださっている皆様ありがとうございます。SNSでのコメントやいいねが私の頑張る源で、活力になっています。私にもこんなに応援してくれる方がいるんだと勇気をもらえ、毎日本当に感謝の気持ちでいっぱいです。デビューメンバーに入ってくれて良かったと思ってもらえるよう、絶対裏切らないし絶対後悔はさせません。デビューまでもデビューしてからも、応援してくださっている方、スタッフさん、そしてメンバーを大切に、努力を惜しまず、一生懸命頑張るので私のことを信じて欲しいです。必ず期待に応え、デビューという形で恩返しがしたいです。また、デビューすることができたら私は年上組になるので、メンバーみんなを支えられる存在になりたいです。これから世界的なアイドルになって、上を目指していくにはグループ力がかなり大事になってくると思います。沢山辛いことや乗り越えなければいけない壁が出てくるとは思いますが、グループ全員で一緒に頑張っていけるよう、頼りになるメンバーになりたいです。私を信じて投票してくださると嬉しいです。
よろしくお願いします。
- 1
- 2