STU48「元気の源になりたい」アイドルの自覚、帆を広げるデビュー2年目
INTERVIEW

STU48「元気の源になりたい」アイドルの自覚、帆を広げるデビュー2年目


記者:木村武雄

撮影:

掲載:19年02月14日

読了時間:約16分

瀬戸内のみなさんの元気の源になるようなグループに

――今春に船上劇場「STU48号」ができるということで、今作の共通カップリング全員曲「出航」のMVはそこで撮影したそうですね。

瀧野由美子 今回実際にSTU48号に入って撮影したので、もうすぐ私達の劇場が出来るんだなということを凄く実感しました。たくさんの方が関わってくださったということを実感したので、みなさんが作り上げてくださった船に似合うように、私達も春までまだ時間があるので、船上劇場オープンに向けてまた自分達も頑張っていきたいと思います。MVは今回メンバー全員で撮らせて頂いたんですけど、初めて全員でのMVなんです。なかなかないことなので、全員で撮ることができて凄く嬉しかったです。

岩田陽菜 「出航」という曲の歌詞もSTU48という感じで、海や船などのワードがたくさん入っていますし、希望に満ちあふれている楽曲なので、STU48全員でその曲を歌うところに意味があるなと思います。振りも海っぽいというか船に乗っている感じがあったりして、そういうところを考えてもSTU48ならではの歌だなと思います。MVの撮影を船でやるということも(AKB48グループのなかでは)STU48が初めてなのかもしれない。なかなかできないことだと思うので。船上劇場はまだまだ未完成なところもあるけど、だからこそ出せた良さもあると思うし、ちゃんとできたあとに、このMVと「これがこんな風になったんだ」と照らし合わせたりするのも絶対に楽しいと思う。そういうことも含めて、STU48として思い出に残るものになったと思います。

――もう一つの楽曲「夢力」は自分にとってどういう曲になりましたか?

土路生優里 この曲は、クリーム玄米ブラン(アサヒグループ食品)のCMとして、CGB41というユニット(STU48から選抜)が歌う曲なんですけど、ライブで盛り上がれる曲なので歌わせて頂けるのは嬉しいという気持ちです。歌詞も元気がもらえる曲ですし、初めてこの曲を聴いたときに「神曲だ!」と思ったので、素敵な曲を頂けて良かったなと思いました。

――そして、改めて「風を待つ」も聞かせてください。

石田千穂 この曲は歌詞の中に春を待っているという感じとか、帆船という単語とか、春に船上劇場が完成予定なんですけど、それに向けて楽しみに待っている今の自分達にピッタリな曲になっているので、凄く良きです。

岩田陽菜 良き(笑)。

――ピアノイントロもいいですし、80年代を感じさせるメロディや、終盤の<ああ やがて風は吹いて来るまで>という歌詞で雰囲気ががらりと変わるところも聴きどころですよね。さて、STU48は昨年、西日本豪雨災害被災への支援活動をおこなってきました。STU48の役割は大きいと思いますが、今後、どのような活動をしていきますか?

瀧野由美子 今回の災害を受けて、私達ももっともっと瀬戸内の方に活動を通して笑顔を届けられれば良いなと改めて思ったので、これからも瀬戸内のみなさんの元気の源になるようなグループでありつづけたいなと思うし、まだまだ瀬戸内で活動していても私達のことを知らない方もたくさんいるので、まずは瀬戸内のみなさんに知ってもらえるように頑張りたいと思います。

石田千穂、岩田陽菜、瀧野由美子、土路生優里

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(おわり)

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石田千穂、岩田陽菜、瀧野由美子、土路生優里
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土路生優里
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石田千穂
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岩田陽菜
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瀧野由美子
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