やっとバンドになれた1年、noovy 台湾バンドがJ-POPを歌う魅力
INTERVIEW

やっとバンドになれた1年、noovy 台湾バンドがJ-POPを歌う魅力


記者:村上順一

撮影:

掲載:18年02月07日

読了時間:約14分

武器は様々な文化の音楽要素が入っている

――では、noovyが他のバンドに負けない武器はなんだと思いますか?

Shawn 台湾ジョークが上手いところです!

一同(笑)。

――それは確かに武器ですね(笑)。他では真似できませんから。

Shawn 冗談はさておき、やっぱり僕たちの武器はC-POP(※中華圏のポップスの総称)洋楽、に加えてJ-POPの良さも入っているところだと思います。今回の楽曲は洋楽テイストもあり、幅広くて様々な文化の音楽要素が入っていることが強みです。

Hank 台湾のバンドがJ-POPを歌う魅力もあると思いますし、いろんな観点から見れるということもあります。

――あと台湾のバンドってあまり聞かないですよね。私が知っているのはMaydayだけなので、その希少性も武器なのかなと。

Shawn そうですね。台湾では、同年代でメジャーデビューしたバンドはほとんどいないんです。Maydayは日本でも知られているので、インディーズ時代には昨年2月におこなわれたMaydayの武道館公演でチラシを配りました。

 その時は日本に来たばかりだったので、ファンがまだ10人ぐらいしかいなくて…。でも、そこで40人ぐらいまでお客さんを増やすことが出来たので、Maydayには感謝しかないです。

――そこからメジャーデビューに繋がったわけですからね。では、メジャーデビューを目指している皆さんと同年代のバンドにアドバイスをもらえたらと思うのですが、いかがでしょうか。

Shawn 失敗を恐れずに興味がちょっとでもあったら、どんどんチャレンジしてみることがきっかけにつながると思います。あとはシンプルにやりたいことがあったら、全力でぶつかっていくだけです。

Hank 生活していれば落ち込むこともあると思うのですが、そのネガティブな気持ちを仕事には持ち込まないというのと、冷静に未来を見据えて活動していくことが重要だと思います。

――常にポジティブにですね。では、最後に2018年の意気込みをお願いします。

Shawn 意気込み担当はJKです!

JK 2017年はやっとバンドになれた1年だったと感じています。やっとスタートラインに立てて、その集大成を3月の対バンツアーで成果を見せることができればと思っています。あと、今までに1回しかワンマンライブはやったことがないので、2018年はワンマンツアーもやれたらと思っています。そして、1stフルアルバムのリリースに向けて頑張っていきたいです!

Shawn そして、noovyをもっとたくさんの人に知ってもらいたいです。初めての人はインストアライブは無料なので、そこから観に来てもらえたらと思います。

(おわり)

noovy プロフィール

 2014年に「日本・台湾で活躍できるスター」を発掘すべく開催されたオーディションによって選ばれた、平均年齢20歳の4人組ボーイズバンド。2016年9月、台湾メジャーデビュー。2017年1月から活動の場を日本に移して、本格的なバンド活動を日本でスタート。知名度ゼロの状況から半年間約100本のライブを経験し、そのルックスの良さと確かなライブパフォーマンスが話題に。

 1カ月で1000枚限定生産の自主プレス盤シングルを完売。さらに台湾に先駆けて初の全国流通盤となる1stミニアルバム3000枚販売を達成。9月に念願の日本メジャーデビューを果たし、オリコンデイリーランキング12位を記録した。日本と台湾をつなぐ、全く新しいタイプの台湾ボーイズバンド。

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