noovy「アーティスト人生の鍵を開けてくれた」Hank卒業も前向きに突き進む
INTERVIEW

noovy「アーティスト人生の鍵を開けてくれた」Hank卒業も前向きに突き進む


記者:村上順一

撮影:

掲載:19年03月07日

読了時間:約10分

 台湾出身4人組ボーイズバンドnoovy(ヌーヴィー)が3月6日、4枚目のシングル「スピードアップ」をリリース。「スピードアップ」はMBS・TBS系アニメ『ゾイドワイルド』 1月クールエンディングテーマに起用された。台湾バンドとして日本初のアニメタイアップとなった記念すべき作品であり、俳優の活動に専念する為3月から始まる東名阪ツアーをもってギターのHankが卒業することから第1期noovy最後の作品となる。明と暗という対照的な雰囲気を持った「スピードアップ」と「Fade to Black」、今までのnoovyの延長線にある「In my Dreams」と大人へと成長した4人の姿が投影された3曲の制作背景や、卒業についてのそれぞれの想いやHankとの思い出を語ってもらった。【取材=村上順一/撮影=冨田味我】

Hankにはやりたいことを追いかけて欲しい

――Hankさんが今回のシングルとツアーで残念ながら、卒業されてしまうとのことですが、バンドと俳優の両方を同時にやっていくことは難しいのでしょうか。

Hank 僕の中ではバンドと俳優を両立させることは中途半端になってしまうので、どちらかを全力でやっていきたいという思いがありました。昨年にリリースしたアルバム『LION』のタイミングで前からの夢だった俳優に絞ろうと思いました。

Hank

――ホームページでもコメントが掲載されていますが、改めて皆さんはHankさんから卒業のお話を聞いて、どのような心境に?

Shawn 僕らは定例会議があって、普段から良く話したりはするんですけど、Hankに俳優の夢があるのは知っていましたし、普段からその雰囲気も感じていました。それもあったので、会議でどうしたいかを2カ月間ほど考えてもらって、俳優に専念したいという結果になりました。本当にやりたいことをやって欲しいという気持ちが僕らにはありました。

Shawn

Mark 僕はHankの代わりにホッとした感覚もあります。Hankがずっとモヤモヤと、葛藤しているのも感じていました。変な話、僕の中ではやっと決断出来て良かったとも思っています。今は次のnoovyをどうしたら良いのかというのを積極的に考えています。

Mark

JK 寂しい気持ちはあるんですけど、Hankにとっては良いことだなと思います。自分がやりたいことがあって、それを追いかけていく姿を自分も応援したいです。成長という意味でもやりたいことを追いかけて欲しいです。

JK

――皆さんも応援したいという気持ちなんですね。結成からの5年間でHankさんとの思い出で印象的なことはなんでしたか。

Shawn 僕は日本に来た時に、明治神宮にHankと行ったことです。台湾ではガイドブックに日本に行った際には明治神宮に行くというのがおすすめされていることもあって。

――そうなんですね。明治神宮では何かお願い事はされましたか。

Shawn いたって普通なんですけど、日本での活動の成功や健康についてお願いしました。

――何事も体が資本ですからね。さて、Markさんは?

Mark 2人で同じ部屋で過ごしていた時に、映画を観たのも良い思い出です。『ハリーポッター』シリーズを良く観ていました。それもあって、たまたまHankの誕生日がオフでみんなでUSJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)に行って、『ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター』を一緒に見に行ったときは興奮しました(笑)。

――JKさんは?

JK よくHankと2人で屋台に行って焼き鳥を食べていたので、それがすごく印象的です。お肉も美味しいんですけど、特に七味とタレがすごく好きなんです。

――ちなみに好きな焼き鳥の種類は?

Hank 焼き鳥なら全部大好きです!

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