noovy「アーティスト人生の鍵を開けてくれた」Hank卒業も前向きに突き進む

アーティスト人生の鍵を開けてくれた

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――カップリングの「Fade to Black」はバリバリのロックチューンで、演奏も難しそうですね。

Mark　聴いていただいたら分かると思うんですけど、イントロのドラムは本当に大変です（笑）。ずっと全力疾走している感じなのでレコーディングも疲れました。１回ですごく体力を消耗するので、休憩をはさみながら何テイクか録りました。このドラムは４、５回録ったらちょっと休憩しないとキツイです。

――「Fade to Black」がライブの後半にきたら、けっこう大変ですね。

Mark　MCとか入れてもらわないとですね（笑）。

――同じリズム隊のJKさんはいかがでした。

JK　僕はすごく気持ちよく演奏できました。結構こういったハードロック系のサウンドは普段からよく聴いていたので。難しいというところでは、僕は「In my Dreams」の方が大変でした。

Hank　「Fade to Black」は重めに弾くことを意識しました。その雰囲気を出せればギターはさほど難しくはないと思います。僕もJKと一緒で「In my Dreams」の方が難しさがありました。可愛らしい曲なんですけど、演奏は意外と難しかったです。

――Shawnさんはいかがでしたか。

Shawn　noovyの今までの曲とはカラーがだいぶ違うこともあって、気持ちの切り替えが必要でした。僕の中では映画などに出てくるザ・ロックスターといったような感じで歌わなければと思いました。意識の切り替えがすごく大事だなと思いました。とにかく、曲の世界観をイメージするところから始めました。

――さて、さきほどHankさんとJKさんが難しい曲だと仰っていた「In my Dreams」は具体的にどの辺りが特に難しいところでしたか。

JK　間奏にベースソロがあるんですけど、そこです。今までの楽曲にはそういった感じのパートがなかったので、新しい挑戦でした。初めての試みということもあってやりがいがありました。

Hank　この曲はギターのトラック数が７本ぐらいあってすごく多いんです。地道に音を重ねていく作業が大変でした。

――それは物理的に多くてすごく大変ですね。重ねるのは神経を使いそうですし。さて、Shawnさんはこの曲のポイントはどこにあると思いますか。

Shawn　「In my Dreams」は今までのnoovyのカラーで、以前リリースさせていただいた2ndシングル「Singin’for you」のカップリング曲「First Kiss」と似たようなスクールラブのような世界観になっています。「スピードアップ」と「Fade to Black」は全員が20代に突入したということもあり大人っぽい楽曲になっていて、「In my Dreams」は今までのnoovyの延長線に位置する楽曲になったと思っています。ライブでやったらとても盛り上がりそうな予感がしているので、ライブで一緒に楽しんでもらえる曲というところです。なので是非皆さん予習してきて頂いて、一緒に盛り上がりましょう！

――ライブと言えば、2月11日に渋谷aubeでおこなったステージを拝見させて頂いて、この１年間で次のステップにいった感覚がありました。

Hank　ありがとうございます。でも正直いってあの日はお客さんの熱量がすごかったというのもありました。とてもノリが良かったので、それで僕たちにも反映した感覚がありました。ライブというのは僕らとお客さんとの掛け合いも重要なので、それに応えて頂けたので僕らもより一層熱くなりました。

――逆パターンありますか。

Shawn　僕は皆さんに助けられることの方が多いです。

Mark　僕はイヤモニをしているので、フロントの３人よりは、その影響は受けにくいです。僕のライブでの役割は後ろから全体を俯瞰して見るという役もあるので、少し冷静な部分もあります。

――確かMarkさんは以前のインタビューをさせていただいた時に。MCが緊張すると仰っていたのですが、最近はいかがですか。

Mark　最近はみんなから期待されていないので、割と大丈夫です（笑）。とりあえず怖れずに話すということが大事だなと今は感じています。

――まずは行動に移すということですね。さて、最後にファンの方へメッセージをお願いします。

Shawn　今回はHankの卒業というのがあるんですけど、僕たちは本当に仲が良いので大丈夫です。ただ、僕たちが一番心配しているのはファンの皆さんの気持ちなんです。今回のツアーは４人での最後のツアーとして、一番成長した姿をみなさんに見せることが出来たらと思っています。今後の新しいnoovyも楽しみにしていて下さい。僕らは皆さんの心の中でプラスになれたらと思っています。

Hank　noovyは僕のアーティスト人生の鍵を開けてくれたといっても過言ではない存在です。僕は卒業してしまいますが、今後の人生において勇気を持って一歩踏み出すことが大事だと思います。ファンの皆さんにはポジティブな毎日を過ごしてもらえたら嬉しいです。

（おわり）