[AKB48総選挙開票、6日、福岡]HKT48指原莉乃(22)が19万4049票を集め、女王に返り咲いた。2位のAKB48柏木由紀(23)が獲得した票を3万票も上回る圧勝。地元・福岡開催で錦に飾った。また、史上初の連覇を目指した渡辺麻友(21)は3位に終わった。

 【読者アンケート】指原莉乃の女王返り咲きは予想できた?

 今年は新世代の台頭など波乱含みの展開となっていたが、HKT48の指原が前々回以来の女王返り咲きとなった。1位に自身の名前が呼ばれると、指原は大粒の涙を流し「まさか、こんなに素敵な景色をもう一度見れるとは思ってもいませんでした」と声を震わせながら以下の通りに語った。。

 「自信がある、1位になりたいと色んな所で言っていたものの、昨日の夜、1人になった時、もし1位じゃなかったとき、ワイドショーにどうやったら取り上げてもらえるんだろう、だとか色々と考えたんですけど。まず、皆さんにお礼をさせて下さい。投票をして下さった皆さん、本当に有難うございます」。

 「そして、普段はHKTのメンバーの皆にお礼を言う機会が少なくて、さっき2位の発表の前、不安でなんとなく振り向いた時『大丈夫です、私たちが居ます』と言ってくれたメンバー。普段は恥ずかしくてこんな事は言えませんが、皆は私の大事な大事な宝物です。いつも本当に有難う」。

 更に続けて「私はAKBグループの中でもかなり特殊な存在です。そんな私でも大分県で学生をしている時は自分の事をまあまあ可愛いと勘違いしていました。ですが、芸能界に入って、AKBに入って、なかなかセンターになれない私は『どうやったらセンターになれるだろう』とずっと考えていました」

 「どうやったら前田敦子さんや大島優子さんのようになれるのか、考えたけどなれませんでした。私は開き直りました。私は指原莉乃をやり通そう。そう決めました。私はブスで、貧乳で良いところは本当に少ないです。開き直って2年前1位になることが出来ました。でもその1位は『スキャンダルからの大逆転、HKT48の立役者』とAKBのストーリーに支えられての1位だと思っていました」

 「私はいつか皆みたいに、指原莉乃として評価されたいと思っていました。AKB48グループには可愛い子が沢山います。こんなに自分に自信がない指原が1位になることができました。全国の自分に自信のない皆さん。私のようにいじめられて引きこもりなって親に迷惑を沢山かけてしまった皆さん、日の当たっていない皆さん。私はもう1度1位になることができました」

 「奇跡の1回ではなく、自分が1年頑張ってきた事を評価されての1位だと信じています。私は落ちこぼれです。選ばれた人間ではありません。全国の落ちこぼれの皆さん。私の1位をどうか自信に変えてください」

 「あの日私に力を与えてくれたアイドルのように、私も皆さんの力になれることが一番うれしいです」

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