連載
新アイドル「IDOL3.0 PROJECT」
最終審査に勝ち進んだ29人

ドラマW-30「アオハライド Season1」キービジュアル

千葉県出身18歳。特技はトロンボーン・ピアノ演奏とフリック入力が早い。趣味は音楽を聴くこと、少女マンガを読むこと、お菓子作り。


掲載:23年09月21日

読了時間:約5分

 秋元康氏が総合プロデュースする新アイドルプロジェクト「IDOL3.0 PROJECT」のオーディションが佳境を迎えている。従来のアイドル活動に代表されるコンサートや握手会などの“リアル”な場での活動と、メタバース空間やNFTなどのWeb3.0技術を駆使した新しい活動領域もプラスしたリアルとバーチャルを行き来する新アイドル。オーディションでは今年4月から募集を開始し、いくつかの審査を経て、114人がファイナルステージに進出。そこから更なる関門をくぐり抜け、最終審査に進む29人が決定した。最終メンバー決定に向け9月24日にはその29人をお披露目するイベントが東京・池袋のサンシャインシティ噴水広場で行われる。彼女たちはいまどのような思いでいるのか。連載で一人ひとりを紹介していく。なお動画ではチャームポイントを披露してもらった。本稿では千葉県出身18歳のタマを紹介する。

――なぜこのオーディションに臨もうと思いましたか?

 元々1つ前に受けていたアイドルのオーディションをラストチャンスにしようと思っていました。

 ですが、そのオーディションで有難いことに最終審査まで進まさせて頂きました。それを受けている時からこのIDOL3.0 PROJECTのオーディションがあることは知っていたのですが、「ふーん」くらいにしか思っていませんでした。

 そして、その1つ前のオーディションで最終審査で落ちてしまいました。今までもアイドルのオーディションをいくつか受けていたのですが、最終審査まで進んだのは初めてでした。

 もしかしたらもう1回受けたらまた良い所まで行って、アイドルになることが出来るかもしれない。と思い、最終審査が終わった帰りの電車でこのオーディションに応募しました。

 アイドルになりたい、その一心でした。

 このオーディションを受けている途中も実は前のグループに未練があったのですが、今ではこのIDOL3.0 PROJECTでアイドルになりたい、という気持ちになっています。

――このオーディションで大変だったこと、楽しかったことなど思い出深かいことと得たものは?

 ダンスも歌も未経験だったのですが、合宿審査の課題のダンスがとっっっっても難しくて…。

 お披露目会が終わったあとに合宿のダンスの振り付け動画を見た時に「終わった」と思いました。

 初回のレッスンから全くついて行けず、そんな自分が不甲斐なくて悔しくて、沢山泣きました。

 そんな私を同じグループFのダンス経験者の子たちが1から私でもついて行けるように練習を一緒にしてくれました。そのお陰で、なんとか振りも覚えられて合宿を途中で諦めることなく最後までやり遂げられました。

 今までのオーディションでは誰とも話さなかったんです。落ちた時に受かった子とお話していたらすごく悔しいから。

 でも今回はグループを作って頂いて、初めて同じ夢を持つ仲間が出来て、すごく嬉しかったし仲間という存在の大きさを知りました。

 そんな素敵な仲間や最後まで見捨てずに教えて下さったダンスやボーカルの先生方のおかげで私は1st審査を突破することが出来ました。

 2nd審査は個人審査で、ダンスが不得意な私は毎日母とダンススタジオを借りて練習しました。

 負けず嫌いな性格のせいか、母にアドバイスをして欲しいと言う割に言われるとちょっとムカついてしまって…何度もバトルをしました。でも、母が言っていることが大体正しいんです。だんだん私もちゃんと聞けるようになって、大分ダンスも成長できたんじゃないかな、と思っています。

 毎日仕事や家事で疲れている中、私のやりたいことに付き合ってくれた母には頭が上がりません。

 おかげで、2nd審査のパフォーマンスは凄く楽しんでできました。

 母も父もいつも味方でいてくれて、姉もあまり表には出しませんが応援してくれていて、心強かったです。

 お友達も、いつも応援してくれていてSNSを上げる写真を撮るために付き合ってくれたり、頑張ってねって言ってくれたり。

 学校の子にはあまり言ってないから、たまたま知ってくれた子は秘密にしてくれたり。

 色んな形で応援したり協力してくれたりして、すごく周りの人に恵まれているなと思いました。

 そして、まだ何者でもない私を応援して下さっている方々がいらっしゃるということが何より私の心の支えになっています。

 毎日SNSを上げる度にリアクションをくださって、1人で戦っているんじゃないんだな、味方がいるんだな、と思わせてくださいます。

 自分に友達や家族じゃなくて応援してくださる方がいらっしゃるというのが不思議な感覚です。

 でもすっごく嬉しいです。

 このオーディションを受けて分かったことは、こんなにも一生懸命になれる自分がいるんだということです。

 今まで何をやるにも中途半端でした。でも、このオーディションは私が今までで1番努力し続けられていると思います。中途半端にしなかった結果、今こうしてファイナリストに選んでいただけているんだと思います。このまま最後まで自分なりに精進していきたいと思います。

――最終審査に向けた意気込み

 まずは、沢山いらっしゃる候補者の中から私を見つけてくださって本当にありがとうございます。

 私には他の候補者の方より秀でている所や特別な特技や趣味はありません。

 ですが、このオーディションに賭けている想いは誰よりも強いと思っています。

 高校三年生という大事な時期に周りの子は皆一生懸命お勉強しています。

 私は大事な夏の期間をこのオーディションに全て賭けました。そのくらい強い気持ちを持っています。

 ダンスや歌のスキルはまだまだですが、努力をし続けられる覚悟と自信があります。

 皆さんの前でパフォーマンスをして、こんなに楽しいんだ!と思いました。

 そしてアイドルになりたい、という気持ちがさらに強くなりました。

 私は自分の笑顔で誰かを笑顔にすることが将来の夢でした。そんな時アイドルってそんな私の夢にすごく合っていることに気付きました。

 すでにタマちゃんの笑顔に元気をもらっているよと言っていただけることがありました。

とてもとても嬉しかったです。でも、もっともっと多くの方に笑顔になって、明日もこの世界で生きたい!と思って頂きたいです。

 あなたの支えになるアイドルになります。

 私はこのIDOL3.0 PROJECTでアイドルをやりたいです。

 皆さんの大切な票を私に入れてくださったら嬉しいです。皆さんの期待を良い意味で裏切れると思います。

 私に票を入れて後悔させない自信、あります。

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