連載
新アイドル「IDOL3.0 PROJECT」
最終審査に勝ち進んだ29人

ナコ

岡山県出身の19歳。特技はクラシックバレエ。趣味はドラマ鑑賞。


掲載:23年09月18日

読了時間:約3分

 秋元康氏が総合プロデュースする新アイドルプロジェクト「IDOL3.0 PROJECT」のオーディションが佳境を迎えている。従来のアイドル活動に代表されるコンサートや握手会などの“リアル”な場での活動と、メタバース空間やNFTなどのWeb3.0技術を駆使した新しい活動領域もプラスしたリアルとバーチャルを行き来する新アイドル。オーディションでは今年4月から募集を開始し、いくつかの審査を経て、114人がファイナルステージに進出。そこから更なる関門をくぐり抜け、最終審査に進む29人が決定した。最終メンバー決定に向け9月24日にはその29人をお披露目するイベントが東京・池袋のサンシャインシティ噴水広場で行われる。彼女たちはいまどのような思いでいるのか。連載で一人ひとりを紹介していく。なお動画ではチャームポイントを披露してもらった。本稿は、岡山県出身の19歳・ナコ。

――なぜこのオーディションに臨もうと思いましたか?

 志望大学を考える時、将来自分が何になりたいかということをじっくり考えてみました。大手企業に勤める?カフェ店員?医者?色んな自分を想像しました。でも私にとって、それらは全然興味が湧かなくて。私は、ワクワクしないと一生懸命に取り組めない性格なので、それではダメだと思いました。その後もいっぱい考えて出た結果がアイドルでした。思い返すと、私の人生、ずっとアイドルに心を踊らされていました。中学生の頃は、1度アイドルになりたいと思ったこともありました。でも、地方住みで、当時はスマホも持っていなかったので、応募の仕方も分からなくて、別世界の話でした。だから、その気持ちを押し殺して、なかったことにしていました。でも、やっぱり私はアイドルになりたいんだなという気持ちを、大学受験のタイミングで再確認しました。

 そして、募集しているアイドルオーディションを探して、見つけたのがこのIDOL3.0 PROJECTでした。デビュー曲を聞き、絶対にこのグループでデビューしたいと思い、臨みました。

――このオーディションで大変だったこと、楽しかったことなど思い出深かいことと得たものは?

 大変だったことは、合宿のダンスです。過密スケジュールの中、難易度の高いダンスをこなさなくてはならないことが体力的にも精神的にも辛かったです。でもその中で、同じグループだった仲間に助けられました。合宿に参加する前は、全員バチバチで蹴落とし合いなのかなと思っていました。でも、実際は全然違って、分からないところを聞けば、みんな笑顔で教えてくれました。夜にはひとつの部屋に集まってお菓子パーティーをしたりもしました。こうやって、周りに助けられていたからこそ、大変なことも全部楽しく乗り越えることが出来たなと思います。結局、グループで1位をとることは出来なかったけど、仲間と協力しあって過ごした数日間は、それ以上の価値があったように感じます。

――最終審査に向けた意気込み

 あと、もう一歩でデビューというところまで来ることが出来ました。ここまで来れたのは、これまで応援してくださった方々のおかげです。本当に感謝をしてもしきれません。でも私はここで終わりなんて絶対に嫌です。デビューして、成長し続けて、いつか東京ドームの景色を皆で見たいです。欲を言えば、もっと大きな舞台がいい!

 これからも、私の世界一の笑顔を武器に頑張ります。これからも応援していただけると嬉しいです。よろしくお願いします。

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