アイドルが呼び掛ける平和へのメッセージソングとして国内のみならず海外からも共感と感動を呼んでいるSTU48の「花は誰のもの?」。これまで様々な壁が現れても決して諦めず立ち向かってきた彼女たち。約1年を通して歌い続けてきた同曲をどう捉えているのか。選抜メンバー一人一人の思いを届ける連載。最後となる第16回は立仙百佳。
立仙百佳(2期生、高知県出身)
――「花は誰のもの?」を歌い続けてきてご自身に変化は?
私の中での意識は、この曲を歌っていく中でとても変わりました。
学校の授業でも平和について考えたりすることが多かったですが、「花は誰のもの?」を歌うようになってから私自身、より平和について考えるようになりました。この曲を歌うまでは平和について考えることはあっても、私自身何をしたらいいか分からず、具体的な行動をすることは出来ていなかったと思います。
今、この曲を歌っていく中で私が感じることのできたことを、周りの方に向けて発信していき、この曲をもっとたくさんの方に知ってもらい、平和に向けて私ももっと行動していきたいと思います。
――平和やコロナ禍など、このような状況下でアイドルの存在価値、存在理由は何だと思いますか?
見てくださる方に元気を届けることだと思います。
どうしたらよりたくさんの方に喜んでもらえるのか、多くの方を明るくするエネルギーを送ることができるか、たくさん考えて頑張っていきたいと思っています。
――この1年はご自身にとってどういうものでしたか?新たに芽生えた目標、決意があったら教えてください。
先輩方と一緒に大きな目標に向かって頑張った大きな動きのある1年でした。
目標の紅白出場は叶いませんでしたが、ここで諦めるのではなく来年以降もより私ができることを増やしていき頑張っていきたいと思います。
――コロナや5周年コンサート中止(その後実現)など様々な壁に当たりそれでも乗り越えてきた皆さん。壁を乗り越えるために必要なことはありますか?また壁は乗り越えられると思いますか?
壁に当たった時にたくさん落ち込んでしまいますが、そのまま落ち込むだけでなく、その後に前を向くことが大切だと思います。
諦めない心や気持ちは本当に大切だと思っているので、これからもその気持ちを忘れずに前に進んでいきたいと思います。
立仙百佳
(連載おわり)