結成40周年・横浜銀蝿、オリジナルメンバーで再集結 その真意に迫る
INTERVIEW

横浜銀蝿


記者:村上順一

撮影:

掲載:19年09月09日

読了時間:約16分

前から俺も歌っているんだよ

横浜銀蝿

――現在、「男の勲章」がドラマ『今日から俺は』の主題歌になって、若い方たちの間で盛り上がっていますが、この現象についてはどう感じていますか。

翔 すごく嬉しいよ。Johnnyが作った曲で、弟分の嶋大輔が歌ってる曲だからね。昔「これいいじゃないか」となって横浜銀蝿でもアルバムに収録してね。それが、こんなに時間が経って主題歌になって、ドラマも面白かったし良かったんだけど、ひとつ腹が立つことがあってさ…。俺が「男の勲章」を歌ってるとさ、若い子たちが俺がカバーしてるみたいな感じで見てくるんだよ。なので、この場を借りて「Johnnyが作った曲で、前から俺も歌っているんだよ」というのを声を大にして言いたい(笑)。

――それは重要ですね(笑)。

翔 すごくこの曲はみんなの応援歌で良い曲だと思うし、甲子園でも毎回この曲が掛かるのを聴いていてさ。どの高校も「男の勲章」は演奏してるんです。

Johnny 世の中ってタイミングというものがあると思うんです。昨年の水橋さんのお別れ会に用事が入っていたら翔くんとも会わなかったし、それがなかったら今回の復活もなかったし、『今日から俺は』のように80年代がフィーチャーされたりというのも、必然の流れだったのかなと思うんです。

翔 本当にそうだよね。嵐さんがずっと横浜銀蝿をやっていこうよという思いに僕とTAKUも乗っかってやってきたなかで、Johnnyともう一度再会できて、母体が違う道を歩き始めていたらきっとこういう風にはならなかったと思うんだよね。めぐり合わせや縁が上手いこと来て、最後にJohnnyとあったことで復活につながって、やり続けてきたからこういう時間が持てるんだなと思いました。

――嵐さんはかなり前からこの4人でもう一度やってみたいと考えていたんですか。

嵐 最強のメンバーだからね。今回も集まってみてやっぱり最強だと思いました。このメンバーでやりたかったし、一番落ち着けるし、このメンバーでひとつの歴史を作れるなと。

TAKU これだけ嵐さんを立ててくれるメンバーも他にはいないからね(笑)。

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