取材に応じた吉川ひなの

 吉川ひなのが13日、オンラインで新刊『わたしが幸せになるまで 豊かな人生の見つけ方』(13日発売、幻冬舎)出版記念並びに社長就任会見を行った。新刊は発売前に三度の重版で5万部を達成。「想像していなかった」と驚いた。また、オーガニックブランドの社長にも就任。「新しい世界が目の前に広がっている」と目を輝かせた。

 【写真】マタニティ写真も公開。このタイミングで載せたったという

 同書は、両親との確執や経済難、芸能活動への葛藤、ハワイへ完全移住した理由など吉川が初めて明かす、ありのままに綴ったエッセイだ。

 当初は、ライフスタイルやオーガニック、自身の子育てなどを綴ることを想定していたが、書いていくなかで今に至るまでの軌跡を知ってもらう必要があるのではないかと、生い立ちにも触れた。芸能界で人気絶頂の影で苦しんでいたことなどを赤裸々に綴っている。

 「どんなふうに育ってきたのか、家族構成はどいいうものなのか、職業柄、取材で聞かれる機会はありましたが、複雑な家庭環境で育って、両親とは仕事を始めてからも色々なことがあって、それを解決していなかったので、いつも曖昧にごまかしていました」

 過去を全てさらけ出すことに躊躇しそうだが、「(読者に)全てを聞いて頂けると思える自分になっていて、自然に書けました」

 吉川が綴った文字数は7万を超えた。ページにして256P。「伝えたいことを自由に書かせて頂く場所があることが嬉しくて、原稿が出来上がる度にすごく気持ちが良かったです。7万字も書いている感覚もなくて、この本を書いている最中もすごく楽しかったです」

幸せの基準

書籍を広げる吉川ひなの。写真は夫が撮影したという

 同書には、ポジティブに生きるための吉川流の過ごし方や気持ちの持ち方なども紹介している。

 「当時は、他人と自分を比べたり、物質で満たそうと考えて居ました。でもある時から幸せは事柄ではなくあり方が大事だと気づいて。自分で自分を幸せにするマインド、心の持ち方などコツが分かると、比べることもしなくなる。苦しなと思うピンチな時も幸せは自分のなかで保てられる。自分の幸せの在り方を見つけられたら、どんな言葉が飛んできても自分で幸せにすることができると思います」

 パートナーとの信頼の築き方も綴った。吉川が夫にインタビューしてそれを自身で文字起こししたものもある。妊娠中の夫の行動などかなり踏み込んでいる。「旦那に読んでもらいましたが、『これ大丈夫?』って言っていました」と笑う。

 「私、変わっているんですよ(笑)」という子育て。第二子は自宅で出産。現在は第三子を妊娠中で間もなく出産を迎えるが「エコーは初めに撮ったぐらいで、見ていないんですよ。まだ性別も分からなくて、楽しみ」。ただ、辛い過去を乗り越えた吉川とあって、子供には「悲しかったことは私の代で断ち切りたい」と正面から向き合っている。

 「子供たちの関わりは普段から注意しています。一番のギフトは親、幼少の頃に関わった人たちのお陰で、気付かないうちに自己肯定感が育めていると思う。自分の経験を活かして子供扱いをせず尊重して、常に全幅の信頼を寄せたい」

 同書を書き終え、発売を迎えた今。何を思うのか。

 「今まで芸能人という職業柄、個性やインパクトを作らないといけないが、本当のことは全て言わず、波風を立ててしまうことは、こだわりがあっても曖昧にする癖がついていた。でもありのままの自分を受け入れられるようになり、波風を立ていないようにするよりも本当の自分を優先させられるようになりました。これからの私の発信が表面的なものにならないように、このタイミングで自分の言葉で語ったこの本を通して、改めて本当の私を知ってもらう機会があったことを嬉しく思います」

 そして続ける。

 「同じ未来を思い描く仲間たちとよりよい時代を築いて行けるように、社会問題や環境問題から目を逸らさず、子供たちの未来が希望で溢れるように世界中が幸せに包まれるように、そんな日を夢見て自分にできることをしていきたい。新しい私を宜しくお願いします」

社長就任

レイをかけ社長就任の弁を述べる吉川ひなの

 そんな吉川は、オーガニックブランドの代表取締役に就任する。同社第3弾のブランド「hinalea」の立ち上げのため、吉川はこの3年間、商品開発やプロデュースを行ってきたが、今後は経営者としてもブランドを牽引していく。

 アマラ共同代表の杉谷恵美さんは「オーガニック製品を使うのは贅沢ではなく社会や環境に向き合う事。地球がいつまでも美しくあるように。100年後の未来が美しくあるように」と語った。

 この日は滞在するハワイからオンラインで繋ぎ取材に応じた。吉川は自身で用意したレイをかけ「今までとは違う世界、新しい世界が目の前に広がっています。いろんなことを学びながら頑張っていきたい」と意気込んだ。

取材に応じた吉川ひなの

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