SMAP中居正広(44)が以前、コンサート中に「世界に一つだけの花」の歌詞を忘れてしまったことを告白した。その際、ステージ隣にいた香取慎吾(39)に「Aメロの歌詞なに?」と尋ねるも、本番に集中する香取に「知らねーよ!」と返されたエピソードを明かした。

 12日放送された、テレビ朝日系『中居正広のミになる図書館』には、女優の高岡早紀や俳優の高橋克実、NHK大河ドラマ『真田丸』で豊臣秀次を演じた、俳優の新納慎也らがゲスト出演。テレビだけではなく、普段は舞台役者として活躍する彼らが、編集なしの舞台ならではの失敗談などを明かした。

 舞台歴29年というベテラン舞台俳優でもある高橋は普段、7~800人の観客の前でしか演じていないという。高橋は以前、観客約2000人を収容する大阪・梅田芸術劇場で、国家間の争いに巻き込まれる男女の物語である舞台『シレンとラギ』の敵役ゴダイを演じた際、観客側を振り返り長セリフを話す場面でその観客の数に圧倒され、セリフが全て飛んでしまった失敗談を告白。威厳を保つためにひたすら大声で笑い続けたものの、「観客席がざわついてた」と当時を振り返った。

 この失敗談を受け、番組MCの中居は、自身におけるSMAPでの失敗談を明かした。SMAPの「世界に一つだけの花」のAメロ冒頭を歌う中居は以前、コンサートで何万回も歌ってるから忘れるわけがないという<花屋の店先に並んだ♪>という歌詞が前奏時に「あれ? 最初なんだっけ」と飛んだことを明かした。

 中居は慌てふためき、ステージ隣にいた香取に「Aメロの歌詞なに?」と尋ねたものの、本番に集中する香取に「知らねーよ!」と返されたという。中居は鼻歌でごまかし、マイクを観客に向け歌わせたという。中居は「でも、Aメロで歌わせる歌手いないから(笑)」と当時の失敗を振り返った。

 番組に出演したKis-My-Ft2北山宏光(31)は「ああ、分かる、分かる、分かる」と中居の失敗談に同じような経験をした自分を重ねた様子。ゲスト出演した、乃木坂46秋元真夏(23)も「分かりますー」と、ステージで歌う者にとってはあるあるネタであることを示した。

 「世界に一つだけの花」は9月19日放送された、テレビ朝日系音楽特番『30周年記念特別番組 MUSIC STATION ウルトラFES 2016』で「日本に影響を与えた曲ベスト100」の第1位に選ばれた。同番組司会のタモリは「やっぱSMAPなんだねこれ~、1位はねえ」と感心したコメントを残していた。

 また、累積売上枚数は284万6000枚(9月19日付)を記録し、歴代シングル売上ランキングでは、CHAGE6ASKAの「SAY YES」(1991年7月発売、累積282万2000枚)を上回り、当時、歴代6位まで上昇した。

この記事の写真

ありません

記事タグ 


コメントを書く(ユーザー登録不要)