ナインティナインの岡村隆史(46)がラジオ番組に出演し、解散することが決まったSMAPに言及。「非常に残念」と口惜しそうに語りながら、解散発表前に中居正広から報告を受けていたことを明かした。そのうえで、「こういう風に考えませんか、『伝説のグループ』になったと。SMAPというのは『伝説のスーパーアイドルグループ』になったと。次のステージに上がるための解散やったと思うしかないんじゃないか」と語り、SMAPが残してきた功績をリスペクトしたい心境を伝えた。

 岡村は18日未明、自らがパーソナリティーを務めるニッポン放送『岡村隆史のオールナイトニッポン』に出演。冒頭でリオ五輪の話題に触れつつ、「触れずにはいられないんですが、SMAPが戦えなかったというか、解散ということになってしまって非常に残念」と、14日未明に解散を発表したSMAPに言及した。

 岡村は過去を振り返りながら、「色んな騒動になった時に、SMAPは居といて欲しい、ジャンルは違いますけど、スーパーアイドルですけども、SMAPが居てくれて、何やろな、居といてくれたらスリップストリームじゃないけど、ついていける気がしていた」とSMAPという存在の大きさを話した。

 続けて、「『めちゃイケ』でもお世話になったし、中居筆頭にSMAPには花を添えてもうたりとか、去年の27時間でも最後に、SMAPと踊ったのが最後やったということになってしまった。それができへんというのはすごい残念なんですけども」と、SMAP解散の事実に悔しさをにじませた。

 さらに、「一節には、ネットで出川哲朗さんという方ですか、出川哲朗さんが事前に知ってたって大騒ぎになってましたけど、実は僕のとこにも中居から連絡が来てまして」と解散発表前に中居から連絡を受けていたことを明かした。

 そして、「本当なら会って伝えなアカンかったけども、時間もなかったのでって『SMAP解散することになった』って連絡があったんですよ。なんて返したらええかわからんけども、『そっか、ごはんでも行こか』『またごはん行こう』という話で終わってはいるんですけども。1月の騒動の時点では、中居は『命がけでSMAPは守ります』と、『こんなことでSMAPは終わらないよ』という風になってたんですよ。ところが、何があったかは本人らのところしかわからない」と中居とのエピソードを明かし、「しょうがないといえばしょうがない」と残念がった。

 そのうえで、岡村は自身の見解を寄せる。「こういう風に考えませんか、伝説のグループになったと。SMAPというのは伝説のスーパーアイドルグループになったと。めいめい次のステージに上がるための解散やったと思うしかないんじゃないかと思うんですよね」と悔しさはありつつも、事実をポジティブに受け止めざるを得ない心境を伝えた。

 また、「僕らなんかは解散する必要がないから解散しませんし、解散したとてそこになんのメリットもないから今後もしないですよ。わかれへんよ、僕がそう思ってるだけで相方が『やめるわ』って言い出すかもしれへんけど」と自虐ボケを絡ませながら、お笑いコンビとアイドルグループの違いを指摘した。

 そして、「SMAPはやるだけのことやって、すごい分厚いでしょう、いろんな事件もあったし、それも乗り越えて今まで来て、ファンは残念でしょうし、僕らも残念な気持ちもありますし、SMAPのコンサートとか乱入したいと思ってたし、それができへんくなるのはすごい残念ですけど、伝説のグループになったんじゃないですか」と改めてSMAPの功績に言及。自身も暗然たる思いを抱えている中で、最後は、「それくらいしか言えないですけど、一ついえることは『喝』だ」とお笑いで締めくくった。

この記事の写真

ありません

記事タグ 


コメントを書く(ユーザー登録不要)