前川清、47年間「歌う前に安定剤」SMAP中居の持論に感嘆も

　歌手の前川清（67）が、歌う本番前に抗不安薬（精神安定剤）を常用していると告白した。また、番組MCを務めるSMAP中居正広（43）が披露した、緊張しないものの考え方に、感嘆した。

　９日深夜のTBS系『Momm!!』では、視聴者から寄せられた悩みに出演者が応える企画を放送。極度のあがり症であるという、22歳の女性からの悩み相談に対し、ゲスト出演した前川は「俺ね、歌う前に精神安定剤（抗不安薬）飲むんですよ。47年間続けて、もう依存症です」と告白。

　前川の話に、中居は「緊張しているようには見えない。本当ですか、ふざけてます？」と聞き返すと、前川は「ふざけてません」と真面目な顔で答え、更に、「本番前ですか、それとも朝とかですか？」と詳細を尋ねる中居に、「（本番）30分前です」と明かした。

　一方、同じあがり症のエピソードとして、中居は友人の結婚式前日の話を持ち出した。それによると、仔細は以下のようだ。

　夕食の席で結婚式の挨拶を練習するも「やっべ、今から緊張するよ」とソワソワする友人に、中居は「何で緊張するの？」と平然と聞いた。同じく挨拶するはずの中居だが、「何で緊張しないの？」と聞き返した友人に「お前みたいに、明日何か『いいこと言ったね』と評価を求めてたら俺も緊張すると思う。でも、明日の俺の挨拶は“SMAP中居”じゃなくて、“友人”としての挨拶だから『おめでとう』っていう気持ちがあれば、噛もうが話がグズグズだろうが全然大丈夫だから俺は緊張しない」と語った。

　この話に前川は「（中居くんって）こんなに立派な人だったの」と感嘆の声を上げた。

　この日は、天童よしみや世良公則といった演歌やロック界の大御所も出演。それぞれ緊張への対策などを語った。