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南沙良が、映画『マジカル・シークレット・ツアー』(天野千尋監督、19日公開)で有村架純と黒木華と初共演を果たす。2017年に中部国際空港で主婦らが逮捕された実際の金密輸事件に着想を得た本作で、南は有村、黒木とともに、切実な事情から人生の再起をかけて金の密輸という犯罪に手を染める女性を熱演する。南は数々の作品で存在感を放ってきているが、近年では映画『万事快調<オール・グリーンズ>』や『禍禍女』など怪演とも言える芝居を見せ「俳優・南沙良」としての力量を遺憾なく発揮している。本作で演じる麻由は貯金ゼロの未婚の妊婦で、南にとっては初の妊婦役。毒親に翻弄されつつも妹を守ろうと必死にもがく姿を見事に表現している。そんな役へのアプローチからシンガポールでのロケ、映画にちなんだ「リベンジしたいこと」などを聞いた。なお、本稿は動画インタビューからの抜粋となります。詳細は動画をご覧ください。
初の妊婦役
――本作で演じた「麻由」というキャラクターの第一印象を教えてください。
脚本を読んだ際、麻由は「無意識に誰かのために生きてきた子」という印象を持ちました。彼女がこれまで守ってきたものや、これから守っていくものを想像しながらお芝居をしました。
――初めての妊婦役とのことですが、どのような準備をされましたか?
撮影中はお腹にベルトを巻いていたのですが、それをお借りして家でもずっと付けるようにしていました。妊婦さん特有の姿勢や自然な動きを意識したかったので、母にも「しゃがみ方や座り方、走り方が(普段とは)違うよ」とアドバイスをもらいながら頑張りました。
――最近は「犯罪に手を染める役」など、風変わりな役が続いていますね。
犯罪に関わる役が着々とコンプリートされていく感じがありますね(笑)。私自身、新しいことに挑戦するのがすごく好きなので、楽しみながら演じています。
魅惑の有村、姉御肌の黒木
――共演された有村架純さん、黒木華さんの印象はいかがでしたか?
有村架純さんは、最初は静かで凛としたイメージを持っていましたが、実際にお話ししてみると、すごくよく笑い、よく食べられる方で、もっと知りたくなる魅力的な方でした。美容の話などで盛り上がりました。黒木華さんは、佇まいがかっこよくてついて行きたくなるような「姉御肌」な印象です。現場では、黒木さんがお好きなドラえもんのランダムのヘアピンをみんなで開封するイベントがあって楽しかったです。
――シンガポールロケで大変だったことはありますか?
天候が変わりやすかったことです。3人で傘を持って走るシーンがあるのですが、もともとは傘を差す予定ではなかったものの、急に雨が降ってきたためバタバタしながら撮影しました。また、現地のスタッフさんとは英語でコミュニケーションをとる必要があり、拙いながらも頑張って伝えようとしました。
リベンジはピラティス
――役への切り替えや、撮影期間中のルーティンはありますか?
オンとオフの切り替えは自然にできる方で、引きずることもありません。帰宅して一番にメイクを落とすことが、自分にとっての「役を抜く作業」かもしれません。ただ、終わるとすぐにセリフや現場の記憶を忘れてしまうので、最近は忘れないようにメモを取るようにしています。そのメモもよく見失うのですが……(笑)。
――日々の生活で、頑張るための「原動力」になっているものは?
「買い物」と「犬」です。SNSでおすすめに出てくるとすぐ買ってしまうのですが、最近はぬいぐるみを買いました。仕事の合間に見ると元気が出ます。あとは、飼っている愛犬にいいご飯を食べさせるために必死に働いています(笑)。
――劇中のテーマにちなみ、今「リベンジ」したいことはありますか?
ずっとやりたいと思っているピラティスです。一度チャレンジしようと思って、先日ようやくヨガマットを買いました。まだ袋も開けていない状態ですが、今度こそリベンジできそうな気がしています!
(おわり)
スタイリスト:武久真理江
ヘアメイク: 坂本志穂
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