Joy Opposites、アレックス・ニューポートとStudio 606で録音

　ロックバンドのJoy Oppositesが、今夏に１stアルバムをリリースする。大御所プロデューサー、アレックス・ニューポートと共に、デイヴ・グロール（元ニルヴァーナ／フー・ファイターズ）所有のスタジオであるStudio 606でレコーディングを行う予定。メンバーのAdam（Vo、Gt）は「もうすぐ最強のアルバムを録るから楽しみに待ってて」とコメントした。

　元FACTメンバーのAdam、Tomohiro（Ba）、Eiji（Dr）に、海外のメジャー・シーンで活躍するギタリスト、Immyを加えた4人からなるJoy Oppositesは、TSUTAYAを展開するCCC（カルチュア・コンビニエンス・クラブ）グループのレコード・レーベル、アイビーレコードと契約を結んでいた。

　2015年11月に開催されたROCK-O-RAMA2015を持って、解散した日本を代表するラウドロック・バンド、FACT。今年１月には、メンバーはそれぞれSHADOWS、Joy Oppositesという新しいバンドを結成し、活動を始めることを発表していた。

　全編英語詞で制作されるこの新作アルバムは、３人がFACTで培ったその重厚なサウンドに加え、数々のバンドでプレイしてきたギタリストImmyのエッセンスを取り入れ、FACTでは体現出来なかった、よりメロディを重視した楽曲を追求する新たなサウンド・アプローチにも挑戦しているという。

　来月からはアメリカ・ロサンゼルスに渡り、アット・ザ・ドライヴ・イン、ブロック・パーティー、デス・キャブ・フォー・キューティーなどを手掛け日本のロックバンド、the Telephonesのアルバムもプロデュースした大御所プロデューサー、アレックス・ニューポートと共に、デイヴ・グロール所有のスタジオであるStudio 606にてレコーディングを行う予定で、世界を視野に入れた作品となる。

　メンバーのAdamは今回のリリース決定に際し、「バンドをやるのはすごい楽しいけど、簡単な事じゃないから、こうやってもう一度、大好きな友達と一緒に新しい冒険ができるのはマジで嬉しい。アレックス・ニューポートとレコーディングできるなんて夢のような事だし、L.A.のStudio 606で録るって、冗談でしょ？！　デイヴ・グロールの影響が出てくるかも？　とにかく、もうすぐ最強のアルバムを録るから楽しみに待ってて！進化するためにやった事ない事をチャレンジするのがすごく大事だと思うから、みんな、一緒にこの冒険に付き合って欲しい！」と語っている。

　また、今回のアルバム・リリース決定に際し、Joy OppositesのオフィシャルWEBサイトが公開。21日から、ニュー・アルバム用に現在鋭意制作中の最新音源も聴くことが出来る、ティーザー映像の公開がスタートした。