(C)2025『か「」く「」し「」ご「」と「』製作委員会 (C)2017住野よる/新潮社

 奥平大兼と出口夏希がW主演を務める映画『か「」く「」し「」ご「」と「』(5月30日公開)の本予告と本ビジュアルが、4月3日に公開された。また、ラッパー/シンガー・ちゃんみなによる書き下ろし楽曲「I hate this love song」が主題歌に決定した。

 『君の膵臓をたべたい』でデビュー以来、数々の人気作を手がけてきた住野よるの同名小説を映画化した『か「」く「」し「」ご「」と「』が5月30日から全国公開。本作は、“少しだけ人の気持ちが見えてしまう”男女5人の、純度100%の尊い日々を描く青春ラブストーリー。原作は累計発行部数80万部を突破し、2017年の原作発売から若者を中心に根強い人気を誇る。

 W主演を務めるのは、『MOTHER マザー』(20)でスクリーンデビューを果たし、「日本アカデミー賞」など数々の映画賞にて新人賞を総なめし、その後も話題作に立て続けに出演。さらに、1月クールのTBS日曜劇場「御上先生」でも話題の若手俳優・奥平大兼。引っ込み思案で自分に自信の持てない主人公・京を演じる。

 底抜けに明るい性格でヒロインよりもヒーローになりたいと願う・三木直子(通称ミッキー)役には、モデルとしての活躍のみならず、映画『赤羽骨子のボディガード』(24)など俳優としても活躍の場を広げ、第46回ヨコハマ映画祭最優秀新人賞を受賞し話題の若手俳優・出口夏希。

 その他、体育会系でいつも明るく笑顔な人気者・高崎博文(通称ヅカ)役に、佐野晶哉(Aぇ! group)、予測不能な言動でいつもマイペースな黒田文(通称パラ)役に、菊池日菜子。内気で控えめな性格で、ある日突然学校に来なくなる宮里望愛(通称エル)役に、早瀬憩。

 メガホンをとったのは、『カランコエの花』(18)、『少女は卒業しない』(23)などを手掛ける新進気鋭の中川駿監督。

■ちゃんみなが歌う甘酸っぱくてもどかしい純度100%のラブソングが主題歌に決定

 本作の主題歌がラッパー/シンガー・ちゃんみなによる書き下ろし楽曲「I hate this love song」に決定。ちゃんみなが映画主題歌を手がけるのは初となる。昨年、「身長・体重・年齢」条件なし。ただあなたの声と人生を聴かせてくださいという前代未聞の条件の下、開催されたガールズグループオーディション「No No Girls」のプロデューサーを務めたことで大きな話題を呼び、プロデュースグループ・HANAも4月2日にデビューしたばかり。今回、本作のために書き下ろされた主題歌「I hate this love song」は、これまでとはガラリと雰囲気の異なる楽曲となっている。

 ちゃんみなは「言いたいけど言えない、分かってよ!」というちょっとかわいらしい楽曲」であり、「ボーカルの雰囲気も普段とは違う感じで表現してみました。歌詞も Sweetで、映画のように甘くてすっぱくてちょっと苦いそんな楽曲 」とコメントを寄せている。

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