出口夏希×蒔田彩珠W主演、実写映画「ルックバック」本予告公開 ふたりを取り巻く新キャスト6人を発表
監督・脚本・編集 是枝裕和、原作・藤本タツキのタッグとなる実写映画『ルックバック』(2026年9月11日公開)。主人公ふたりを取り巻く登場人物たちを演じるキャスト、菅田将暉、宮藤官九郎、野呂佳代、池田良、佐々木みゆ、山田真歩の出演を発表した。そして、温かな登場人物たちに見守られながら漫画に向き合う主人公ふたりの時間を映し出した60秒の本予告映像と併せて、ポスタービジュアルも解禁された。
小学館漫画賞などを受賞し、2025年には劇場版『チェンソーマン レゼ篇』が公開されるなど、国内外で高い評価を受ける漫画家・藤本タツキ。なかでも『ルックバック』は、2021年に『少年ジャンプ+』で公開されると大きな反響を呼び、『このマンガがすごい!2022』オトコ編第1位を獲得したほか、多くのクリエイターや漫画ファンから支持を集めた。2024 年には劇場アニメ化され、第48回日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞を受賞。2026年7月現在、発行部数は100万部を突破している。なお本作は、藤本タツキ作品として初の実写映画化となる。
監督・脚本・編集を務めるのは、2018年に『万引き家族』でカンヌ国際映画祭パルム・ドール(最高賞)を受賞した是枝裕和。近作でも『ベイビー・ブローカー』(2022年)、『怪物』(2023年)、『箱の中の羊』(2026年)がカンヌ国際映画祭に出品されるなど、国内外で高く評価されている。是枝監督は偶然立ち寄った書店で原作と出会い、その物語と作り手としての覚悟に深く心を動かされたという。こうして、藤本タツキとの初のコラボレーションが実現した。
漫画の腕に絶対の自信を持つ藤野と、彼女に憧れを抱きながらも圧倒的な画力を秘めた京本。漫画へのひたむきな思いで結ばれたふたりを、ある日思いもよらない出来事が襲う。原作と同様に、小学生時代から始まるふたりの13年間の軌跡を、繊細かつみずみずしく描き出す。撮影は主に秋田県にかほ市で四季を通して行われ、春夏秋冬それぞれの風景が作品の中に刻まれた。
藤野役を演じるのは、Netflixシリーズ「舞妓さんちのまかないさん」や映画『か「」く「」し「」ご「」と「』『万事快調〈オール・グリーンズ〉』に主演した出口夏希。京本役には、『ハピネス』『消滅世界』に主演し、『海よりもまだ深く』をはじめ数々の是枝作品に出演してきた蒔田彩珠が扮する。また、子ども時代の藤野と京本には、七瀬ふうりと岡田六花がそれぞれ起用された。
漫画を描くことに情熱を注ぎ、二度と戻らないかけがえのない時間を共に過ごしたふたり。少女たちの成長と喪失を描く物語が、スクリーンに映し出される。
この度、主人公の藤野と京本演じる W主演キャストに続き、ふたりの成長と葛藤に寄り添う登場人物たちを演じる追加出演キャストが一挙解禁となった。いずれも登場シーンは少ないものの、藤野と京本を見守る存在として、物語に彩りを加えている。
互いの漫画に対する想いに引き寄せられ、共に漫画を描き上げた中学生の藤野と京本が、完成した作品を持ち込む「週刊少年ジャンプ」の編集者・前田役を演じるのは、本年の NHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』への出演や、カンヌ国際映画祭 カンヌ・プレミア部門に出演映画『黒牢城』が正式出品されカーペットへの登場が話題になったことも記憶に新しい菅田将暉。「初是枝組、ルックバック!自分の役のモチーフはあの方?ロケ場所はあの編集部!?、とワクワクしっぱなしの撮影でした」と、念願叶っての是枝監督作品出演に心躍らせた様子をコメントで明かした。
学年新聞の4コマ漫画を通して藤野と京本が出会うきっかけを作る小学校の先生・玉井役には、脚本を手がけたドラマ「不適切にもほどがある!」(2024年)が一世を風靡する話題を呼んだほか、脚本家、監督、俳優、ミュージシャンなどの幅広い分野で活躍し続けている宮藤官九郎。菅田と同じく“憧れ”の是枝組初参加となった宮藤は、「早く言いたかったのですが、ロケ地である秋田県にかほ市の皆さんがとても口が堅く、映画のタイトルすら口にしない徹底ぶり。情報解禁でいちばんホッとしているのは僕かも知れません。撮影はとにかく子供達が元気で可愛らしく、にかほ市の皆さんの協力もあって終始なごやかな雰囲気で、自然体で演じられた気がします」と語る。
漫画にのめり込む娘の姿をどんな時でも温かい眼差しで見守り支える藤野の母親・朱里役には野呂佳代。今年、カンテレ・フジテレビ系で放送されたドラマ「銀河の一票」でドラマ初主演を果たし、今や話題作にひっぱりだこの野呂は、「ルックバックの撮影に参加出来たこと、是枝裕和監督とまたご一緒できたことがとても嬉しかったです」と、『怪物』(2023年)、『箱の中の羊』(2026年)に続く是枝監督作品3作連続での出演に喜びを語り、「藤野家の前に広がる景色がとても素晴らしく、今でも是枝監督やスタッフの皆さん、家族のみんなとお話ししたり撮影していた時のことが忘れられない思い出です」と、撮影当時の様子を振り返った。
さらに、藤野の父親・仁志役を池田良、姉・恵役を佐々木みゆ、成長した藤野が通う中学校の先生・真鍋役を山田真歩がそれぞれ演じる。池田・山田は是枝監督作品へ初参加。佐々木はオーディションで少女・ゆり役に抜擢された『万引き家族』(2018年)以来、二度目の是枝監督作品への参加となる。
そして、今回解禁となった新たな出演キャストの姿とともに、ひたむきに漫画に向き合い描きつづけた藤野と京本の、二度と戻らないかけがえのない時間を紡ぎ出した本予告映像が解禁。4コマ漫画をきっかけに、運命に手繰り寄せられるように出会うふたりの少女。つけペンの先を見つめる真剣な眼差し。デスクと原稿にかじりつく背中。ふたりが漫画=夢に情熱を注ぎ込んだ日々が、輝かしく映し出される。共に積み重ねた時間の先に待つそれぞれの選択とは。「藤野ちゃんはなんで描いてるの?」。幼い京本の問いかけとともに、後ろ姿で映像が締めくくられる。
また、新たに解禁となった2種類のポスタービジュアルは、6月に解禁となった机に向かって一心に漫画を描く藤野と京本の姿から打って変わり、柔らかな笑顔で肩を寄せ合うふたりの姿を切り取ったものに。「描いたから、出会えた。」というコピーとともに、真っ白な雪原を背景にニット帽をかぶった藤野(出口)と京本(蒔田)、そして、まだあどけない表情で制服に身を包んだ子供時代の藤野(七瀬)と京本(岡田)が切り取られている。漫画への想いを通して互いにかけがえのない存在となってゆく二人の時間と季節の移ろいを感じさせる印象的なデザインとなった。
なお、すでに作品は完成しており、上映時間は99分となる。加えて、上映劇場一覧も今回併せて発表。さらにムビチケ前売券(カード/オンライン)が7月17日より、劇場窓口・オンラインで発売開始となり、絵柄は藤野(出口)、京本(蒔田)がふたりで漫画を描いているティザービジュアルとなっている。
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