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佐藤浩市、出演の決め手は「人間関係」 横浜流星に「頭が下がる」黒木華の成長を「嬉しい」
第15回TAMA映画賞で最優秀男優賞
佐藤浩市が、多摩市及び近郊の市民からなる実行委員が表彰する『第15回TAMA映画賞』で最優秀男優賞を受賞。東京都多摩市のパルテノン多摩 大ホールで開かれた授賞式では、トロフィを手に喜びを語った。また共演した横浜流星と黒木華を絶賛した。
【動画】トロフィを手に喜びを語る佐藤浩市。黒木華と旧知の中・阪本順治監督もトークに加わった
本年度最も心に残った男優を表彰する。佐藤は、『春に散る』『せかいのおきく』『仕掛人・藤枝梅安 2』『大名倒産』『キングダム 運命の炎』『ファミリア』『映画 ネメシス 黄金螺旋の謎』の演技が評価された。
今年は公開されているだけで8本の作品に出演。出演の決め手は何かと問われ「人間関係ですね」と回答。「やりたいか、やりたいくないか?」と食い下がる司会者に「それも人間関係です」と笑った。
『春に散る』では横浜流星と師弟関係を演じた。ボクサー役は佐藤自身も過去に挑戦したことがあるが、横浜流星の姿勢に「空手やっていたんですけど足の裁きが違う。それを一からやり直して引き絵でもちゃんとボクシングをやっていると見れるぐらいまでやっている。その努力に頭が下がりました」
この日は、『せかいのおきく』で共演した黒木華が最優秀女優賞を受賞した。2013年公開の『草原の椅子』以来の親子共演となった。佐藤は「若い俳優さんとご一緒してそれが数年経ってご一緒した時にその人がどうなっているか、それを感じるのは僕らの世界の楽しみ」と成長を喜んだ。
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