立川志の輔と中井貴一

 映画批評家が最も優れた作品や俳優などを表彰する『第32回日本映画批評家大賞』の授賞式は16日、都内で行われ、立川志の輔が特別賞(松永武賞)を受賞した。

 【動画】立川志の輔の受賞スピーチと花束贈呈の中井貴一。志の輔の裏話にタジタジの中井貴一

 現代を舞台にドラマ開発に奮闘する物語と、200年前の日本地図作りに隠されたドラマを描く『大河への道』。中井貴一が主演を務めた本作の原作となったのが、立川志の輔の同名落語。志の輔は「映画化して頂けるなんてこんなに嬉しいことはない。貴一さんに感謝しています」と笑んだ。

 主演の中井は主演男優賞を受賞した。先に授賞式に臨んだ中井が再び登壇して志の輔に花束を贈呈した。志の輔は映画化を依頼された当時の様子を回顧。「中井さんは謙虚な方で『これは絶対にやらないといけない映画。僕はスタッフでも裏方でもいいんでやりたい』と言うんですけど結局主演をやっているんですけど」と笑った。

 これに「いやいや」と慌てる中井。「本当にやるつもりはなかったんですけど…最終的に『やったほうがいいいんじゃないですかと言われて」と弁解するも「でも良かったじゃないですか」と笑った。

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