中井貴一、佐々木蔵之介W主演映画『嘘八百』第三弾に中村ゆりら新キャスト
中井貴一、佐々木蔵之介W主演のコメディ映画『嘘八百 なにわ夢の陣』(武正晴監督、2023年1月公開)の新キャストが25日、発表。シリーズ続投での出演となる友近や森川葵、今シリーズから新たに出演する中村ゆりや酒井敏也など17人がアナウンスされた。
シリーズ第3弾。監督はシリーズ第1弾『嘘八百』、第2弾『嘘八百 京町ロワイヤル』に続き、NETFLIX「全裸監督」シリーズなどが話題の武正晴、脚本はシリーズお馴染みの今井雅子と、最近は監督としても活躍し、2023年度後期NHK連続テレビ小説「ブギウギ」で脚本を務めることが発表された足立紳のコンビが務める。
音楽も、ヒット作を数々手掛け、2022年度後期NHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」でも音楽を担当する富貴晴美が続投。2018年に公開された『嘘八百』は、千利休の国宝級茶器をめぐり、強欲うずまく人間たちの化かし合いが二転三転し、ラストの思いがけない大どんでん返しが話題となりスマッシュヒット。2020年公開された『嘘八百 京町ロワイヤル』では、古田織部の茶器をめぐり、ヒロインに広末涼子を迎え、京都を舞台に恋の火花を散らしながら更にスケールアップしたコンゲーム(騙し合い)が繰り広げられ話題を呼んだ。そして第3弾となる今作では、大阪を舞台に豊臣秀吉のお宝をめぐり大騒動が巻き起こる。
すでに、中井貴一演じる大物狙いで空振りばかりの目利き古美術商・小池則夫と、佐々木蔵之介演じるうだつの上がらない陶芸家・野田佐輔の骨董コンビを翻弄する<カリスマ波動アーティスト・TAIKOH役>で関ジャニ∞安田章大の出演が発表されているが、この度、さらに豪華かつ個性豊かな追加キャストを解禁。
シリーズ続投で本作を盛り上げるのは、佐輔の妻役の友近、則夫の娘役の森川葵、佐輔の息子役の前野朋哉、則夫と佐輔に協力する材木屋役の宇野祥平、学芸員役の塚地武雅、則夫の旧友TV番組プロデューサー役の吹越満、文化庁役人役の桂雀々、番頭役の山田雅人、かつての敵樋渡役の芦屋小雁ら世代やジャンルを超えて活躍する個性豊かな出演陣。
加えて、シリーズ初参加で作品を盛り上げるのは、安田演じるカリスマ波動アーティストTIKOHの財団を仕切る謎の美女役にTVドラマやCMなどで活躍中の中村ゆり、則夫と佐輔が集う飲み屋「土竜」のメンバーに酒井敏也、土平ドンペイ、そして松尾諭、高田聖子、麿赤兒、升毅、さらに笹野高史という安定感抜群のベテラン俳優陣。
なにわを舞台に繰り広げられる抱腹絶倒の大騒動が、この豪華キャスト陣も加わりどう盛り上がりをみせるのか、期待が高まる。