及川光博「２つの夢が叶った」“幻の”仮面ライダー３号役＆初主題歌決定

　俳優で歌手の及川光博（45）が、３月21日公開の映画『スーパーヒーロー大戦GP仮面ライダー3号』で、主題歌「Who’s That Guy」を担当することが決まった。同映画には仮面ライダー３号（黒井響一郎）役として出演する。

　及川光博が仮面ライダー映画の主題歌を担当するのは今回が初めて。同曲は、初タッグとなるSAKOSHINがプロデュースを手がけた軽快なダンスナンバーで、3月18日にエイベックス・トラックスから発売される。

　28日に東京・品川プリンスホテルで行われた記者会見では、映画のキャスティングが公開され、及川も登場して以下の通りに意気込みを語った。

　「幼い頃、ライダーごっこをして遊んでいた頃のヒーローの夢、特撮のオーディションをしていた頃の役者としての夢の２つの夢が同時にかなった思いです。そして主題歌は、仮面ライダー３号イメージに合わせてスピード感あふれるサウンドになっております。特に、孤独感の世界観を持った役（仮面ライダー3号 黒井響一郎）を常に意識して主題歌に取り組んだ」

　仮面ライダーの生みの親でもある石ノ森章太郎さんがかつて構想していたと言われる幻のライダーの仮面ライダー３号が、40年以上の時を経てついに登場する。

　今新作の主人公は仮面ライダードライブであるものの、白倉プロデューサーは以下の通りに語り自信をのぞかせている。

　「ドライブがこの３号に出会うところから、とんでもない物語がスタートします。果たしてお互いは敵なのか、味方なのか。我々が知っている歴史の中には仮面ライダー３号はいませんが『なぜ３号が存在するのか』という謎を物語の中で紐解いていくことが大きな見どころです」

　なお、及川は今年５月にアーティストデビュー20周年を迎える。