エアドラムを披露する内田英治監督、見上愛、磯村勇斗、阿部寛、清野菜名、高杉真宙

 阿部寛、清野菜名、磯村勇斗、高杉真宙、見上愛、内田英治監督が28日、都内で行われた映画『異動辞令は音楽隊!』(8月26日公開)の完成披露試写会に登壇。警察音楽隊を題材にしているとあって、フォトセッションでは阿部が劇中で担当したドラム演奏にならいエアドラムを登壇者全員で“セッション”した。

 【動画】楽器演奏を振り返る阿部寛、清野菜名ら。動画の最後では揃ってエアドラム

 内田英治監督が、YouTubeで偶然目にした警察音楽隊のフラッシュモブ演奏の映像から着想を得て描いたオリジナル脚本。犯罪捜査一筋30年の鬼刑事で、突然警察音楽隊へ異動辞令を命じられる成瀬司を阿部寛が演じる。

 劇中ではドラム演奏に挑戦。初めてのドラムに始めは「遠くを見るようだった」というが、約1カ月かけて練習。その腕前は共演者が驚くほどの上達ぶりだったという。

 阿部演じる成瀬と同様に音楽隊隊員の春子演じる清野はトランペット、北村を演じた高杉はサックスを担当した。いずれも経験がないなかでの挑戦だった。

 清野は「音を出すのが難しい楽器で苦戦して。家でもスタジオでも練習して修行じゃないけどかなり練習しました」。高杉は阿部、清野の姿に「頑張らないといけないと思った」と奮起した。

 一方、成瀬の元部下で捜査一課の坂本を演じた磯村。音楽隊が必死に楽器と向き合っている様子を見て「俺、いま、何やっているんだろうと思うぐらい感動しました」

 成瀬の愛娘・法子を演じた見上はもともとギターが弾ける。成瀬とのセッションシーンもあるが「アイコンタクトをとりながらリズムをキープされていて素晴らしいと思いました」、阿部も「あそこはすごく良かったですよ」と頷いた。

 恒例のフォトセッションでは、カメラマンから楽器を持っているポーズを要求された。苦笑いを浮かべながらドラムをたたく“エアドラム”を登壇者で披露して沸かせた。

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