奥平大兼

 奥平大兼が20日、東京・丸の内の日本外国特派員協会で、映画『マイスモールランド』(5月6日公開)会見を開いた。この日は主演の嵐莉菜、川和田恵真監督も同席した。

 在留資格を失い、普通の高校生としての日常が奪われてしまった17歳の在日クルド人の主人公サーリャ(嵐莉菜)が、理不尽な社会と向き合いながら、自分の居場所を探し、成長していく物語。『第72回ベルリン国際映画祭』で日本作品初の「アムネスティ国際映画賞」特別表彰を受けた。

 会見の冒頭で「この作品を通じて多くを学びました。クルド人が置かれている状況を多くの方に知ってもらえたら」と英語で挨拶していた奥平。演じた聡太は、サーリャが心を開く相手で、聡太自身はサーリャを通してクルド人文化や現状を知っていく役どころでもある。

 その過程を自然に演じるため、監督とも話し合って事前に調べることはせず、自身も演じていく過程で知っていくように心がけたそうだ。そうしたこともあってか、嵐も含め自然な芝居だったと外国人記者から絶賛を受けていた。

 また、監督の人柄や作風について質問におよぶと「監督は一つ一つのシーンや、聡太が考えていることをちゃんと伝えてくれて、その上で自由にやらせて頂いたので、監督の意思を入れながら自分なりのお芝居ができました。楽しい演出でしたし、楽しかったと思えるシーンがたくさんあって嬉しかった」と振り返った。

 本作では、サーリャと聡太との淡い恋模様も描かれる。記者から「現場ではどうだった?」と直球質問され、「特別こういうことをしたというのはないんですけど…」と照れ笑いを浮かべつつ「撮影当時は学生だったので、過去の恋愛を思い出しながらやっていました」と笑いを誘った。

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