無愛想ぶりを発揮した「無愛想な男」演じる本郷奏多(NHK)

 連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』(NHK)。10日放送の第71回で鮮烈な登場を果たした本郷奏多演じる“無愛想な男”が11日放送の第72回でも無愛想ぶりを発揮し話題を集めている。※本稿はネタバレを一部含みます。

 将来の進路に迷うひなたを、大いにかき乱し続けるキャラクターでもある本郷奏多演じる大部屋役者の五十嵐文四郎。ただその初登場は「文四郎」の名ではなく「無愛想な男」として。川栄李奈演じるひなたとの初対面でもあったが、舌打ちする無愛想ぶりを見せてネット上で話題になった。

 第72回は、その初対面の続きから始まった。「娘?」という男に「そうですけど」と返すひなた。その男は深くため息をついて店に入るなり「あんたでいいから、焼いて。回転焼き。新しいの」と注文。とまどうひなたに「もしかして焼いたことないの? この家の娘だろ、嘘だろ」。「初対面の相手に対して…!」と心の内で文句を言うひなただが、その男はお構いなしに「いいよ、焼けたので」。それでも「何個にしましょ」と愛想よく聞くひなたに「1個」。「1個かい!」とつっこむひなた。1個100円に対して1000円を渡し、900円のお釣りを受け取る男は「へー!引き算はできるんだ」と店を後に。その背中を見ながら刀で切り捨てるそぶりをみせるひなた。

 クレジットに恥じぬ「無愛想」ぶりを発揮したその男を演じる本郷に、ネット上では「そういう目の本郷奏多、最高」「愛想悪い超嫌な感じの役めっちゃ好き」「やなやつ!それでこそ!」「鼻でわらう感じの悪い役やらせたら、天下一品やな」「これぞ本郷奏多!」と反響の声が寄せられている。2人の今後の展開にも注目だ。

 一方、無愛想であればあるほど、川栄演じるひなたが、「より可愛く見える」との声も聞かれ、引き立て役としての役割も十分に果たしている。この先どのような展開が待っているのか。2人の掛け合いに今後も注目だ。

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