天の邪鬼を演じる本郷奏多(NHK)

 2020年にNHK BSプレミアムで放送され、本郷奏多が出演した『大江戸もののけ物語』(全5話)が、全7話に再編集され、NHK総合で9月11日から土曜時代ドラマとして放送されることが決まった。

 「妖(あやかし)」と人間とのファンタジックな交流を通して2人の成長を描く。知の巨匠・荒俣宏氏の妖怪監修のもとなじみの妖怪から新しい妖怪までが登場する。

 本郷は、廃屋に放置された火焔型土器から現れた妖怪で、機知に富み千里眼の力を持つが、事実と反対のことしか言えないひねくれ者の天の邪鬼(あまのじゃく)を演じている。

 記憶を土器に封じ込められて失くしているが、主人公・一馬(演・岡田健史)が巻き込まれる事件を一緒に解決していき、少しずつ過去を思い出していく役どころだ。

 本郷は、昨年から放送された大河ドラマ『麒麟がくる』で関白・近衛前久役を好演。現在、Huluで配信されている『君と世界が終わる日に』Season2ではメインで出演しており、活躍が目覚ましい。人気・実力を兼ね備えた本郷が演じる天の邪鬼にも注目だ。

土曜時代ドラマ「大江戸もののけ物語」(連続7話)

【放送予定】
総合 2021年9月11日(土)毎週土曜 午後6時5分~6時43分
※9月18日は休止

【出演】
岡田健史、本郷奏多、山田杏奈、森川葵、青山美郷、平尾菜々花
石丸謙二郎、石井正則、高田翔、宮本裕子、酒向芳、池内万作、藤本隆宏
甲本雅裕、イッセー尾形 ほか
【スタッフ】
演出:川村泰祐、脚本:川﨑いづみ、妖怪デザイン:井上淳哉、語り:美輪明宏
音楽:吉俣良、エンディング曲:つるの剛士 with 平尾菜々花「大江戸もののけ音頭」
撮影:藤石修、特殊造形・VFX:岡野正広、美術:松宮敏之、照明:宮西孝明、録音:尾崎聡
妖怪監修:荒俣宏

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