大倉忠義、役者としての飛躍期待 Jr.のプロデュース手腕も
大倉忠義
<活躍期待!“丑年”生まれ 年男ジャニーズ8人の魅力に迫る(1)>
昨年大みそかから元旦にかけて放送された『日本中に元気を!!ジャニーズカウントダウン2020-2021〜東京の街から歌でつながる生放送〜』(フジテレビ系)で、“丑年”生まれによる年男メンバーのパフォーマンスが行われた。丑年にちなみ、“ウシシ8”と名付けられたのは、85年生まれと97年生まれの計8人。ここでは、彼らの魅力と、今年期待される活躍を考えていく。まずは、関ジャニ∞の大倉忠義。
現在放送中のドラマ『知ってるワイフ』(フジテレビ系)で、主演を務めている大倉。「結婚生活こんなはずじゃなかった!」と嘆き、妻を変えるためのタイムスリップを試みる会社員・剣崎元春を演じている。ドラマの公式サイトで自身も、「元春を演じながら、“いや、お前のせいで事件が起き続けているのに!”とずっと思っていました」と語っていた通り、元春は、優柔不断でポンコツ…そしてどこか自分本位。これまでの役柄とは一味違った演技を見せている。
そして、今年6月には、舞台『夜への長い旅路』に出演することも決定。父親のスネをかじりながら暮らし、道楽を繰り返す一家の長男・ジェイミーを演じる。その母を演じる大竹しのぶとは、以前から「一緒に舞台をやりたい」と話していたと明かしており、待望の共演に期待が募る。同作は、米の劇作家ユージン・オニールが凄惨な家族の姿を描いた自伝劇で、ピュリッツアー賞を獲得した名作だ。この舞台が彼の役者としてのステップアップになることは間違いないだろう。
また、後輩である関西ジャニーズJr.のプロデュース業も行っている。自身のプロデュース論について、「一番のプロデュースは、自分がファンになること。自分が一番好きでいなきゃいけないというのが前提。愛を持ってやる」と明かしていたことがあった。その言葉の通り、時には厳しく、時には寄り添いながら愛をもった指導を行っている。関西ジャニーズJr.には、なにわ男子を筆頭に注目株が勢揃い。未来のスターたちをどのようにプロデュースしていくのか。その手腕に、今年も期待が募る。
さらに、グループとしては、2月10日にシングル「キミトミタイセカイ」をリリース。今年中に、アルバムを発売することも決定している。類稀なる発想力で、コロナ禍でも、ファンが楽しめるさまざまな仕掛けを提案してくれていた大倉。今年は、どのようなサプライズを用意してくれるのだろうか。さらなる活躍が楽しみだ。【かなぴす】
筆者紹介
かなぴす メディア学科卒のライター。19歳の頃から109ブランドにてアパレル店員を経験。大学時代は学生記者としての活動行っていた。エンタメとファッションが大好き。ツイッターは@kanawink