SUPER☆GiRLS奇策プロジェクト発表、移籍歓迎!でも逸材きたら…脱退します
奇策プロジェクトを発表したSUPER☆GiRLS
女性アイドルグループのSUPER☆GiRLSが7月31日、東京・秋葉原のAKIBAカルチャーズ劇場で記者会見を開き、グループ改革の第二弾施策を発表。新しい移動着チームウェアを公開するとともに、他のアイドルグループからのメンバー受け入れを歓迎する「iDOL Streetレーベルオープン化」という“奇策”プロジェクトを説明した。会見にはCheeky Parade、GEMも出席した。
SUPER☆GiRLS は2月23日に、パシフィコ横浜で開かれたライブで元リーダーの八坂沙織が卒業、新メンバーに元Party Rocketsの渡邉幸愛(わたなべ・こうめ)ら3人が加入して12人体制で“第二章”をスタートした。
今年の活動テーマは「革命」。これに沿うかたちで改革第二弾の内容がこの会見で発表された。その内容の一つが「SUPER☆GiRLS移動着チームウェア発表&移動着に応援企業ワッペンを着けます!」。
SUPER☆GiRLSの認知度を高めるため、移動中は常に12人お揃いの応援企業ワッペンを付けたチームウェアを着用するという。このチームウェアのデザインを手がけたのは、SUPER☆GiRLSのファッション担当であるメンバーの荒井玲良。目立って、尚且つ女性らしくを意識して「赤」にしたのだそうだ。
メンバーの宮崎理奈は「私たちは様々なイベントに出演させて頂くのですが、移動中に街でAKBかな?と言われることが多いんです」とし「これからは、違いますよ~SUPER☆GiRLSです!とアピールしていきたいと思います」と意気込んだ。
またどんな企業のワッペンを着けたいか、という質問にメンバーの勝田は「大きな企業さん」と笑いを誘った。
2つ目の発表は「iDOL Streetレーベルオープン化」だ。SUPER☆GiRLSは、エイベックス初のアイドル専門レーベルである「iDOL Street」の第一弾グループで、ここにはCheeky Parade、GEMなども所属する。
このiDOL Streetのファミリー拡大を目的として、他のアイドルグループからの受け入れを歓迎するのが今回のプロジェクト。
どんなアイドルに加入してほしいですか、という問いに、自身がアイドルオタクである浅川梨奈は「モーニング娘。さんとか、ももいろクローバーZさんとか、薬師丸ひろこさんみたいな方たちに入ってほしいです!」と夢を口にした。
自分達より大物が来る心配を聞かれると、メンバーの勝田梨乃は「全然考えてなかったんですけど、私たちSUPER☆GiRLSがiDOL Streetのてっぺんだとばかり思っていました。変わる可能性はあるんですか?」とスタッフに質問する一幕も。
チーフマネージャーからは「あります!」と断言。「もし1000年に1度の逸材“橋本環奈”さんが来たら、勝田は脱退です!(笑)」と仰天発言も飛び出し、会場は爆笑に包まれた。
アイドルの移籍OKを大々的に打ち出すのはこれまでに聞いたことがなく、レーベルのオープン化も珍しい。この“奇策”プロジェクトがアイドル界にどのような影響を与えるか、今後の動向が注目される。