葵わかな『ラプンツェル』題材の朗読ドラマで１人３役「嬉しい」

　女優・葵わかなが、８月28日放送の朗読ドラマ『リアルプリンセス』（NHK総合）に出演する。21日・28日の２週にわたり放送。28日放送回で『プンツェルの思い出』を朗読する葵は「参加できる事をすごく光栄に思いました」と喜んだ。

　短編集『リアルプリンセス』（ポプラ社）が原作。名作童話『眠り姫』と『ラプンツェル』を題材とし、各回ストーリーテラーの朗読を軸に、切絵やアニメーション、実写、そしてCGなどを融合したイメージ映像を組み合わせた新手法で贈られる。

　21日の初回放送では、童話『眠り姫』を題材に大山淳子さんの『夢のあと』（ポプラ文庫『リアルプリンセス』収録）を原作として、広末涼子が朗読する。

　葵が出演する28日の第２回放送では、童話『ラプンツェル』を題材に直木賞作家・島本理生さんの『ラプンツェルの思い出』（ポプラ文庫『リアルプリンセス』収録）を原作と、女子高生が少女から大人へと成長する物語が描かれる。

　葵は、本作でストーリーテラーに加え、離島で暮らす女子高生・恵麻役、本編の朗読と１人３役に挑戦する。「未知のジャンルにとてもワクワクしました！」と胸を躍らせ、「色んなものが混ざり合った『現在』のラプンツェル。楽しみにしていただけると嬉しいです！」と期待感を抱かせた。

葵わかなコメント

『朗読ドラマ』という未知のジャンルにとてもワクワクしました！
ドラマで、朗読劇で、アニメで…。今まで見た事のないようなお話になるんじゃないかと、参加できる事をすごく光栄に思いました。現代版に置き換えられたプリンセスの役ということで、親しみのあるラプンツェルを演じることができたのもとても嬉しかったです。
色んなものが混ざり合った「現在」のラプンツェル。楽しみにしていただけると嬉しいです！

あらすじ

離島で暮らす女子高生の恵麻（葵わかな）は、月に一週間だけ東京から島に来て美容室を開くキヨと出会う。周りにはいないタイプの大人な雰囲気に好意を抱く恵麻。ある時、キヨからいずれ失明すると打ち明けられ「その前に君の裸を見たい」と言われて…。