葵わかな＆三吉彩花「２人で虹をかけたい」「どこに行くのも一緒」カップル役

　葵わかな、三吉彩花、大黒摩季、草刈民代、保坂知寿、霧矢大夢、佐賀龍彦（LE VELVETS）、TAKE（Skoop On Somebody）、岸谷五朗、寺脇康文が９日、「Daiwa House Special Broadway Musical『The PROM』Produced by 地球ゴージャス」東京公演初日前取材会およびゲネプロに臨んだ。

　レズビアンの主人公エマが、様々な人たちとの触れ合いにより、“自分らしく生きる”ことを貫こうと奮闘する姿が描かれる。葵はエマ、そして、エマの恋人・アリッサを三吉が演じる。

　公開初日を前日に控え、葵は「明るく色々なテーマが詰まっています。早くお届けしたい気持ち。緊張もありますがワクワクして楽しみの方が強い。このタイミングしかできないキャストとストーリー。お客様も含めて一期一会だと思います。一公演一公演頑張りたい」

　エマ演じる葵の相手・アリッサを演じる三吉は本作が初の舞台。「初めて稽古してから長い道のりだと思っていたらあっという間にきょうがきて不思議な気持ち。月日が経つのがこんなにも早いと思うのは初めて。舞台に立って『後ろの席遠いな』とか『２階席はどうかな』と考えていました。会場の大きさに負けないように、沢山のパワーをお届けできるように頑張りたい」

　２人はレズビアンのカップルを演じる。稽古中は互いに似ていると感じるところがあったと明かしていた２人だが、葵は代表質問で「２人の関係性は？」と聞かれ「良好です」と笑顔。

　続けて「カップルになるにあたってネックになる部分がなくて、稽古場で２カ月過ごすなかで彩花ちゃんといい関係性ができて、人間としても良いパートナーになれています。本当の関係性がエマとアリッサに活かされている。何も心配もなく。２人で虹をかけていていくやる気に満ちています」

　２人は本作で初共演となるが、三吉は「初めてという感じがしなくて気が付けば楽屋も一緒、稽古場でも席が隣。何をするにしてもついて回る。コーヒーを飲みに行くのも一緒でひっつき虫みたい。気付いたらどんなところでも一緒にいて。（エマとアリッサの）愛し合っている関係性がごく普通のことなんだというのがリアルに表現できる関係性になっていると思います」と自信をのぞかせた。