古川雄大

 俳優・古川雄大が16日、自身のインスタグラムに新曲「夜に咲く花」のオルゴールアレンジ動画を投稿した。

 現在放送中のNHK連続テレビ小説『エール』(NHK総合/月曜~土曜8時ほか)で“ミュージックティーチャー”として話題の古川雄大。俳優活動だけでなく、2008年から音楽活動を始め、定期的にライブも開催。昨年11月には、4年ぶりのオリジナルCDとなるミニアルバム『love songs』を発売している。

 そんな古川は日頃から作詞作曲に取り組んでおり、今回は外出自粛期間中に「夜に咲く花」という新曲を制作。当初は弾き語りでの発表も考えたが自宅からでは周囲に迷惑がかかると断念。発表する方法を模索していたところ、以前から古川の楽曲制作に携わっている坂本暁良氏と協力し、オルゴール音として届けることになった。

 最近のインタビューなどでは「今年は携帯やパソコンに強くなりたい」と語っていた。編集方法を教えてもらいながら、スマートフォンを使ってオルゴール音に合わせて歌詞を載せる動画を作成。完成までに時間はかかったものの、想いが込められた動画になっている。

 新型コロナウイルスによって、出演予定だったミュージカル『エリザベート』が全公演中止になったり、映画『コンフィデンスマンJP プリンセス編』の公開延期になるなど影響を受けた古川。

 インスタグラムでは、「太陽の光を浴びず、雨に打たれ、暗闇の中で咲く花は今の僕らの状況と重なっていると感じました。これからも咲くためだけにみんなで同じ方向を向いて歩いて行けたらという願いを込めました」と語っている。

 外出自粛期間中に作ったこの曲は、今までの日常のありがたさや、家にいることの大切さの状況を「夜に咲く花」に例えて、間接的に説いている。

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