ホイッスル、グレードアップ
――水野さんと辻本さん共演しての発見は?
水野勝 それぞれが頑張って役に向き合っているという印象です。不満は一切ないですね。
――リーダーとしては、辻本さんは頼もしいですね。
水野勝 スポバラ担当というハマり役を頂いて良かったと思っています。今日も笛を持っていて。
――ドラマの制作発表の時も持っていましたね。今回は金色。
辻本達規 今回の為に新調してくれたみたいです!
水野勝 どこに経費使ってんの?(笑)。
辻本達規 何かのスポーツの公式ホイッスルみたいで、高そうです。私服でもいけるんじゃないかと、こう胸元に飾ったらかっこいい(笑)。
(記者補足=インタビュー中にホイッスルの話題で盛り上がったこともあって、その後に行われた完成披露試写会でのマスコミによるフォトセッション時に、「ホイッスルを吹いて下さい」と呼びかけ。満面の笑顔でホイッスルに手をやると勢いよく吹いていたのが印象的だった)
――最後に『おいしい給食』は何を伝えていると思いますか。
水野勝 「こう受け取って欲しいです」という、作り手の大きなメッセージがあるよりも、何も考えずに観て、ほっこりしたと思える映画だと思います。メッセージというよりも、懐かしいとか、生徒が頑張っている姿に涙するとか、そういう映画だと思います。
辻本達規 日常の中の面白さがあるので、特にメッセージ性が強い映画というよりかは、子供の頃に食べていた給食を思い出す楽しみもあると思います。普通の人だったらそこまで執着しない給食に、ここまで本気になる馬鹿馬鹿しさがいいなと思って。今の日本にこういう作品があったらもっと人が豊かになるというか。人生において、馬鹿なことに一生懸命になるのも良いよねと思える作品だなと改めて思えました。そこが、この作品の良い所なのかなと思います。
――ところで芝居の経験が音楽活動に活かされる事はありますか。
辻本達規 ないですね(笑)。
――きっぱりですね(笑)。
水野勝 イコールではないですね(笑)。僕は、ダンスが得意ではなくて。歌詞の意味をパフォーマンスを通して届けるよう時に、ダンスがない箇所もあって。そういう所はセリフを言うように歌っていて、そういう所では少し意識が向いているかもしれないですね。
(おわり)








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