志尊淳、城田優、スキマスイッチ

 志尊淳と城田優が9日、都内で行われた『スキマスイッチTOUR2019-2020 POPMAN’S CARNIVAL vol.2』東京公演のアンコールにサプライズ登場し、スキマスイッチと「全力少年」を熱唱した。

 『2分の1の魔法』(3月13日全国公開)で日本語版声優を務める主人公イアン役の志尊淳とイアンの兄バーリー役の城田優。スキマスイッチは日本語版エンドソング「全力少年」を歌っていることからこの日特別にサプライズ登場した。この日は、スキマスイッチの2人が本作の一言声優に参加していることも発表された。

 志尊が演じる主人公イアンは、何をやっても上手くいかず自分に自信を持てないが、実は隠れた魔法の才能を持つ16歳の少年。生まれる前に亡くなったお父さんに一目会いたいと願っている。一方、城田が演じるのはイアンとは真逆で陽気で好奇心旺盛な魔法オタクの兄のバーリー。だが実はバーリーも幼い時に亡くしたお父さんにもう一度会って伝えたいことがある。“お父さんに会いたい…”そんな共通の願いを持つイアンとバーリーは24時間以内に魔法で半分だけ復活した父親を蘇らせる旅に出る。

 本作では自分に自信が持てないイアンが自分を信じて一歩踏み出す勇気が描かれており、「全力少年」の<固定概念や弱い自分などを全て壊して、セカイを切り開いていこう。>という力強いメッセージが作品と重なり、日本版エンドソングに決定した。「色んな経験を経て臆病になった大人たちにも、かつて少年少女だった頃の気持ちを思い出して、新たな一歩を踏み出すきっかけになってほしい」エンドソングの「全力少年」には、そんなメッセージが込められている。

志尊淳、城田優、スキマスイッチ

 この日ライブに足を運んだファンにとって、完全なサプライズで登場した志尊と城田。ライブ終盤のアンコールでファンが大いに盛り上がる中、スキマスイッチ大橋が「全力少年はディズニー&ピクサーの映画『2分の1の魔法』の日本版エンドソングになっているのですが、本日はなんとイアンとバーリーが会場に来てくれました!」という呼び込みで登場すると、会場のボルテージはさらにヒートアップし、大歓声と大きな拍手で迎えられた。

 志尊が「イアン役を務めました志尊淳です」、城田は「バーリー役を演じた城田優です」と挨拶すると会場からは“きゃー”という大歓声。そして大橋が「全力少年をもう一回やる?」と言うと会場全員が立ち上がり、志尊と城田はスキマスイッチとともに「全力少年」を会場と一体となって大熱唱。会場にいるファン全員と一緒にジャンプをしながら歌い盛り上がり、豪華で夢のようなスペシャルステージとなった。

 そしてスキマスイッチが一言声優として本作に参加していることが発表されると、会場からは大歓声が巻き起こり、大橋は「実はちょろっとだけ出ています」と会場を沸かしていた。歌い終わった志尊は「緊張しましたがすごく楽しかったです!最初手足が震えてましたがジャンプしてたら大丈夫でした!(笑)本当に楽しかった!」と明かし、城田も「登場してお客さんからブーってならないで良かった。本当に楽しいステージでした!」とステージを楽しんだ様子。城田は「『全力少年のように弱い自分をぶっ壊して前に一歩踏み出せる力をもらえる映画になっています。主題歌と共にどうぞよろしくお願いいたします!」とメッセージを述べ、興奮冷めやらぬ中スペシャルライブは幕を閉じた。

 本作は、はるか昔は魔法に満ちていたが、時の流れと科学や技術の進歩と共に魔法は忘れられ“魔法が消えてしまった”世界が舞台。

 主人公の少年イアンは、家族想いで優しいが、なにをやっても上手くいかず自分に自信がない。しかし隠れた魔法の才能がある少年。そんなイアンの願いは、彼が生まれる前に亡くなった父に一目会うこと。父との思い出がないイアンは16歳の誕生日プレゼントに、亡き父が母に託した魔法の杖とともに手紙が贈られる。そこに記されていたのは<父を24時間だけ蘇らせる魔法>だったが、魔法に失敗して “半分”だけの姿で父を復活させてしまう──。

 2人は“お父さんに会いたい”という願いを叶えるため、父を完全(全部)に蘇らせる魔法を探す旅に出るが、彼らに残された時間は、あと24時間しかなかった…。大切な人との絆を描く本作に、衝撃的な感動の結末が待ち受けている。『リメンバー・ミー』で感動の嵐を巻き起こし、昨夏『トイ・ストーリー4』で100億円を超える大ヒットを記録したディズニー&ピクサーが贈る感動のファンタジーアドベンチャー『2分の1の魔法』は3月13日(金)より全国公開。

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