次はドムを――北川愛乃、落語で聞く力はついた――高畑結希
――曲の印象はMVを見る前と見た後ではだいぶ変わったんですが、2人が初めて聴いた印象は?
高畑結希 MVを見ていない状況で歌詞だけを読むと、嫉妬心を明るくポップに歌っている曲だなと思って。その後に曲を聴いたらこんなに明るいんだと思いました。そこに、DA PUMPのTOMOさん、U-YEAHさん、KENZOさん、DAICHIさんの振りを付けると、更にギャップがあって面白いし、耳に残る曲なので、流行るんじゃないかなと思っています。
北川愛乃 曲を聴いた時は、変わった歌詞で、今までにない曲だなと。でもよく聴いてみると、元気をもらえる曲で、周りのいろいろなことを気にせず、自分の想いを貫くという励まされる曲だなと思いました。自分に自信がないと思っていても、この歌詞を読んだら自分らしく頑張ってみようとか、自信が持てると思えて、元気をもらえる曲だなと思います。
――メイキングでは、DA PUMPのKENZOさんが、指差しでも「内からこみ上げる感情で表現しなさい」と言われていましたが、感情で表現することをどういうふうに捉えて、落とし込もうと思いましたか?
高畑結希 この振りの時は、ペアでやったので、相手の顔を見て、素でニコみたいな(笑)。歌詞を読んだときに、こういう顔で撮ろうとイメージはしていて、ここではすねた表情をしようとか思っていたんですけど、実際は現場も明るくて、真逆、なので穏やかなニコニコした感じで臨みました。それがいい感じになったので、良かったのかなと思います。
北川愛乃 歌詞の意味をストレートに表現しようと思ったら自然と出てきました。
――ところで北川さんは今もガンプラは作っているの? 「第11回全日本オラザク選手権」ジュニア部門で優秀賞を取られていましたが。
北川愛乃 父親の影響で好きになったんです。父親に教わりながら一緒に作っています。ガチャで顔だけのものがあるんですけど、組み立てるだけではなくて、改造して、ザクを私のイメージカラーのピンクと水色に塗装したりとか、光らせたり。これからドムもやろうかなと。
――ドム楽しみですね。高畑さんハマっているものは?
高畑結希 落語です。SKE48のソロコンサートでやったことがきっかけで聞きに行くようになりました。中京テレビの『ささしま落語』でアシスタントMCをやらせていただいていて、毎回、前座を任されるんですよ。それが当日に教えられて…落語によって、話を聞いて覚える力はついたと思います。人の話を聞くようになりました。
――将来マルチに活躍する人になりたいと言っていたが?
高畑結希 将来何になりたいのか、何が合っているのかが分からないので、少しずつ自分がやりたい事に挑戦していきたいです。女優やMCもやってみたいです!
(おわり)