Lead「ソウルメイトに当てはまる関係」17年の活動で育んだ絆と音楽
INTERVIEW

Lead「ソウルメイトに当てはまる関係」17年の活動で育んだ絆と音楽


記者:桂泉晴名

撮影:

掲載:19年07月24日

読了時間:約15分

「Paradise city」は歌詞がかわいい!?

Lead

――2曲目の「Paradise city」は自然の中にいるような、広がりを感じる曲だと思いましたが。

鍵本輝 クールな「Summer Vacation」、そしてこっちはビタミン全開な曲になったらいいな、と。仲間とワイワイ遊ぼうというテーマで作れたらと思って歌詞を書きました。

谷内伸也 でも自然も感じられるようなカントリー調の雰囲気もあって。キャンプに行くときやバーベキューなど仲間で集まったときに、思い出の一部になってくれたら嬉しいな、と思うんです。

鍵本輝 中学生とか青春時代はみんな友だちとずっといられるじゃないですか。でも、そこから時を経て、みんなそれぞれの場所で活躍したり、仕事をしたりしていく中で、なかなか以前のように集まる時間は作れない。でも、結局いつも集まるのはこの仲間たちだよな、というシチュエーションは、結構皆さんあると思うんです。そういう時のテーマソングみたいになったらいいなと思って書いていきました。

 僕たちも普段それぞれ違う場所で生活をしていますし、一人がミュージカルに行ったら、それぞれ違うことをしていたりとか。でも、またみんなで集まった時に、「イェーイ!」みたいなノリになる。本当に普段僕が感じることをそのまま落とし込んでいきました。

――なるほど。

谷内伸也 学生時代の友だちから急に連絡がきて、久しぶりに会いたいと思うことが、去年、今年くらいに何件かあって。結局まだ会えていないですけど…だから皆さんもこの曲を聴いて、久しぶりに「あいつ元気かな」と思うようなきっかけになったら嬉しいです。

古屋敬多 地元の大切な仲のいい友だちを思い出すというのもありますし、あと歌詞がかわいいなと思って。輝さん、かわいいですね。

鍵本輝 ありがとうございます(笑)!

古屋敬多 <はしゃがないと夏がかわいそう>って表現がかわいいですよね。

鍵本輝 これは自分の口癖といえば、口癖なんですけれど。ちょこちょこ言うんですよね。「この夏、みんなで楽しまんと、夏、かわいそうじゃない?」みたいな。

――では、普段の輝さんそのもの?

古屋敬多 そのままです。

谷内伸也 しゃべっているような感じ。

古屋敬多 でも、かわいいなと思いながら歌詞を読んでいると、その後の<‘この時よ止まれ’なんて便利な魔法はこの世に存在しない>と。

谷内伸也 急に現実的になる(笑)。

鍵本輝 そうなんだよね(笑)。この曲はライブもイメージしていて。自分たちがツアーなどでいろいろな場所を回っていくなかで、普段は会わない人たちが一箇所に集まって。それがどこだったとしてもパラダイスになる、といったことも歌いたくて「Paradise city」というタイトルにしました。

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