ダンスボーカルユニットのLeadが29日、池袋サンシャインシティ 噴水広場で「Be the NAKED」発売記念フリーライブをおこなった。ミニライブでは表題曲で、色気のある“モザイクダンス”を披露。メンバーの鍵本輝は、2019年の目標について「『U.S.A.』を越えたい」と語った。また、古屋敬多は新元号について「『日昇』と書いて『ライジング』がいいんじゃないかなと」話し、ユーモアを発揮していた。

 このイベントはLeadにとって、30枚目のシングル作品「Be the NAKED」の発売にともなうもの。表題曲はアグレッシブな曲調で、TVアニメ『火ノ丸相撲』の主題歌となっている。発売前日であるイベント当日はミニライブとトーク、握手会が企画された。

 イベントは多くの女性ファンが見守るなか、午後5時にミニライブがスタート。大きな観客からの声援とともにメンバーの谷内伸也、古屋、鍵本が登場した。続いて1曲目の「Bumblebee」の低音が噴水広場に響く。序盤からキレのいいダンスを披露していくLead。

 MCでは谷内が「寒いなか、みんなありがとうございます」とファンを気づかう場面も。鍵本は「今日はフライングゲットの日(発売日前日)ということで、みなさんゲットしてくれましたか?」と呼びかけた。さらに古屋と鍵本が年始に体調を崩した話や、谷内が『火ノ丸相撲』のオープニングをテレビで観て興奮した話など軽妙なトークを展開。

 2曲目はリード曲の「Be the NAKED」を披露した。Show-hey(RADIO FISH)が振付を担当した、色気のある“モザイクダンス”が飛び出す。加えて、古屋と鍵本の歌声、そして谷内のラップ。観客からは手拍子が起こる。噴水と楽曲がシンクロするステージ演出も迫力があった。

 再度MC。鍵本が「いよいよリリースということで。去年からずっと制作をしてて、ようやく皆さんの手に届く日が来て嬉しい。ジャケットやミュージックビデオなど細部にもこだわってます」と語る。おすすめポイントは「僕。全てにおいて僕。僕自身ですね」とユーモアを込めながらアピール。

 最後の曲は「トーキョーフィーバー」。ファンキーに盛り上げ、3人は観客席に大胆に接近するサービスを見せた。各メンバーのダンスソロは鍵本がコミカル、谷内は王道、古屋はシュートダンスでそれぞれ見せ場をつくる。エンディング後、3人は退場してミニライブは終了。

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 その後、Leadは記者向けの囲み取材にも出席した。発売日(1月30日)、30枚目のシングル、ステージ後ろに設置された30メートルの横断幕と『30』にこだわっている彼ら。メンバー全員が30代になったことについても質問されると、古屋が「最近、色気を感じるというのをちらほら女性ファンの方から言われるようになりまして。若い頃は背伸びしていたので、大人になったんだなと思いますね」と答えた。

 さらに古屋は“モザイクダンス”について「今の年齢だからできるダンスなのかな。フェロモンだだもれでいきたい」とした。DA PUMPの「U.S.A.」の“いいねダンス”を意識した命名の様だ。谷内は「腰のあたりで優しく」とコツを解説してから「すごい短い小節のなかに、すごい手数のステップが入っている」と振付の難しさも語った。

 古屋はシングルの意味になぞらえ「本当はアキラ100%さんを呼ぼうと思ってたんですよ」とももらした。しかし噴水広場の360度ステージでは隠し様がない、とのことで断念した模様。

 2019年の目標については鍵本が「『U.S.A』を超えたい」と語る。そして古屋が次の元号について「『日昇』と書いて『ライジング』がいいんじゃないかなと」話すと、取材陣からは笑いがもれた。【取材=小池直也】

Lead

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