Hilcrhyme、豊洲PIT 3DAYSとリメイクベスト発売決定　ツアーセミファイナルで発表

　Hilcrhymeが４月７日、東京・Zepp Diver City TOKYOで『Hilcrhyme TOUR 2019“Hill Climb”』のセミファイナル公演が開催された。その中で３枚のリメイクベストの発売と10周年記念公演『Hilcrhyme LIVE 2019“MILESTONE 10th”』を東京・豊洲PIT にて３DAYSで開催されることが発表された。

　ライヴは1月に発売した最新アルバム「Hilcrhyme」の収録の「Hill Climb」からスタート。他にも「Lost love song【II】」や「アタリマエ」など、ニュー・アルバム収録曲を中心にしたセットリストとなっており、10周年を迎えたHilcrhymeの新たな決意を、楽曲としてリスナーに届けていく。Hilcrhyme：TOCのみがステージに上るストイックなライヴは、代表曲である「春夏秋冬」と、その続編である「アフタースートリー」で本編が終了。

　そしてスクリーンに「Hilcrhyme MILESTONE 10th」の文字と狼のアイコンが浮かび、会場からのアンコールの声に応えて登場したTOCの口から、「Hilcrhymeの10周年プロジェクトがスタートします」と、それぞれ内容が大きく異なる豊洲PIT3DAYS公演の開催と、「これまでのHilcrhyme楽曲を改めてリスナーに届けたい」という思いを込めて制作しているという、3枚のリメイクベストの発売が決定したこと発表された。「こんな祭りを用意できたことに本当に幸せを感じてます。十周年、もう一歩先に行くぜ」というHilcrhyme：TOCの力強い言葉に、会場からは大きな歓声が上がる。

　リメイクベストの発売は、今年7月15日に迎えるメジャーデビュー10周年を記念して企画されたもの。アニバーサリーイヤーに突入する今年の7月から来年まで約1年かけて、「SUN 〜リメイクベスト1〜」（2019年6月12日発売）、「MOON 〜リメイクベスト2〜」（2019年秋発売）、「STAR 〜リメイクベスト3〜」（2020年春発売）というテーマ別の3作を連続でリリースしていく。これらは、Hilcrhymeがこれまで発表してきた約120曲の作品の中から、「SUN」「MOON」「STAR」というそれぞれの天体が放つ“輝き”をイメージしてセレクトされた楽曲で構成されており、「SUN」には「春夏秋冬」「ルーズリーフ」「トラヴェルマシン」「友よ」など、「MOON」には「大丈夫」「想送歌」「Lost love song」「HAKU-SAN」など、「STAR」には「リサイタル」「No.109」「押韻見聞録」「RIDERS HIGH」などが収録される予定。

　それぞれのアルバムに書き下ろしの新曲も1曲ずつ収録されることが決定しており、2019年６月12日発売の「SUN 〜リメイクベスト１〜」に収録される新曲の情報と収録曲が公開された。
新曲は、現在、ツアーと並行しながら鋭意創作中だという。

　また、7月13日（土）７月14日（日）7月15日（月・祝）に「Hilcrhyme LIVE 2019“MILESTONE 10th”」と題した10周年記念公演が、東京・豊洲PIT にて３DAYSで開催されることが併せて発表された。

　初日7月13日(土)は、デビュー以来ブレずに地元新潟に在住しながら活動しているHilcrhymeと同じ新潟出身で、TOCの盟友のターンテーブリストのDJ松永とラッパーのR-指定による人気HIP HOPユニット「Creepy Nuts」、そして、TOCと同じ新潟県上越市出身の話題のバンド「My Hair is Bad」の2組をゲストに迎え、対バン形式でお送りする「～DAY 1・招待＝Show Time～」。2日目の7月14日(日)は、生バンドと弦楽器でエモーショナルにお送りする「～ DAY 2・アコースティック～」（この日のみ全席指定）。3日目の7月15日(祝・月)は、記念すべきHilcrhymeのメジャーデビュー日当日にお送りする「～DAY 3・ワンマン～」。

　本公演のタイトル「Hilcrhyme “MILESTONE 10th”」のとおり、「Hilcrhymeのこれまでの、そして、これからの"道しるべ"」を示す、特別な3公演になるとのこと。