日本の文化を世界に発信するために結成された民謡ガールズが11月28日、2ndシングル「ミライ」をリリースした。民謡を習っている、あるいは歌とダンスを得意とするメンバー11人で活動。表題曲の「ミライ」は、TBS系オーディション番組「有田ジェネレーション」のエンディングテーマに起用され、既にファンの間でも“神曲”と絶賛の声も上がっている。カップリング曲にはSEX MACHINEGUNSのリーダー・ANCHANGが制作した「ラブ□メタル」(※□はハートマーク)も収録され楽曲の幅広さを見せた。インタビューでは、今年7月に正規メンバーとなったりょうが加わったことでの変化や、9月におこなった韓国遠征ライブでのエピソードなど、みのり、ゆとり、りょうの3人に話を聞いた。【取材=村上順一/撮影=冨田味我】
<INDEX>
○りょうが正規メンバーになって雰囲気がガラッと変わった
○「ミライ」のMVエピソード
○“ミライ”の大人像とは?
○3人の素顔に迫る
(約6000文字)
りょうが正規メンバーになって雰囲気がガラッと変わった
――2018年ももうすぐ終わってしまいますが、皆さんにとってどんな1年でしたか。
みのり 1年に2枚もシングルを出させていただきました。これも、支えてくださる皆様のおかげだと実感出来たあっという間の1年でした。本当にびっくりするぐらい早かったなと感じています。
ゆとり 今年の9月に韓国へ遠征させて頂いて、民謡ガールズとして2度目の海外遠征だったので、それがすごく嬉しかったです。
みのり 思っていた以上に沢山の人に観て頂けました。日本から駆けつけてくれたファンの方もいました。あと、韓国の方とも触れ合える機会があって、良い遠征が出来ました。
――オフもあったと思うのですが、印象に残っていることは?
ゆとり YouTubeに上がっているオフショット映像にも映っているのですが、2~3センチの厚さのお肉が美味しかったのと、すごく高さのあるソフトクリームも印象的でした。みんなで全部食べました!
――あのソフトクリームはすごいですね。さて、りょうさんの2018年はいかがでしたか。
りょう 私は今年の7月に新宿MARZさんでおこなったワンマン公演『激情公演~3周年記念・序章~』で正規メンバーに昇格させて頂いてから、2ndシングルもリリースさせていただいたり、今年は良い経験や嬉しいことだらけの1年でした。でも、全てが緊張しました。歌ったり踊ったりと楽しいこともあったので、やっていて充実感がありました。レコーディングも何回も録り直したりして大変でした。
――お二人から見て、りょうさんはどう映っていますか?
みのり りょっぴ(りょう)は全てのことに全力なんです。りょっぴが7月のライブで昇格発表されることはメンバーも知らなかったんです。頑張っている姿をずっと見てきていたので、発表された時は嬉しすぎて涙が出てきてしまいました。本当に昇格出来て嬉しかったです。
――皆さんにとってもサプライズだったんですね。りょうさんもその日は嬉しさでいっぱいだったと思うのですが、次の日はどういった気持ちでしたか。
りょう もう、全てが変わった感じでした。当日は嬉しくて、すぐには寝付けないくらいでした。
――1人増えたことで変化は感じていますか。
みのり 1人増えただけなんですけど、賑やかさ、雰囲気がガラッと変わりました。りょっぴは最年少ということもあって、小さくて元気なイメージだったんですけど、天然な部分が出てきました。メンバーみんな天然が多いかもしれないですけど(笑)。
――どの辺りにその天然を感じますか。
みのり 多々、何を言ってるのかわからないことがあります(笑)。もう、りょっぴが話す一言一言が私のツボなんです。
りょう 国語が苦手なんです(笑)。
ゆとり 末っ子みたいな感じで、言動の全てが可愛いんです。癒しを感じさせてくれます。
――逆にりょうさんからはお二人はどのように見えていますか?
りょう ゆとりんはダンスとか丁寧に教えてくれる先輩です。優しくて頼れる先輩なんです。本番前の歌やダンスの確認もしてくれます。のん(みのり)ちゃんはいつも積極的に話しかけてくれて、一緒にいて楽しいし、行動ひとつ一つが見ていて飽きないんです(笑)。