次世代ボーカル&ダンスグループの民謡ガールズが19日、東京・新宿MARZでワンマンライブ「激情公演~第2章~」を開催。カバー曲などを含む全14曲を披露し、200人のファンとともに盛り上がった。オーストラリアへの研修旅行の為メンバーのかこが休み、10人でのステージとなったが、かこからのビデオメッセージも上映。メンバーのゆうあは「先日みんなで合宿をしました。ダンスを合わせたり、一緒に泣いちゃったりとメンバーの絆がより強くなりました」と述べたように、合宿の成果を存分に発揮したステージとなった。

4チームに分かれカバー曲も

 
 民謡ガールズは、民謡を習っている民謡メンバー、歌とダンスを得意とするガールズメンバーから構成される平均年齢13歳の次世代ボーカル&ダンスグループ。日本中に“民謡ガールズ”ブームを巻き起こすべく、世界中にジャパニーズカルチャーを広める為に活動している。

ステージの模様

 今回のライブは7月から始まった定期公演「激情公演」の第2弾。8月にふさわしく夏にまつわる楽曲を入れ込んだ構成でステージを展開。オーストラリアへ2週間の研修旅行の為メンバーのかこが休み、10人でのステージとなった。いずみは「気持ちは11人のつもりで、がんばります!」と意気込みを語り、まずは全員でキャンディーズの「暑中お見舞い申し上げます」をカバー。

 続いて目玉企画となる、メンバーが4チームに分かれてのカバーコーナーへ。まずは先月の定期公演で正規メンバーに昇格したりょうと、まつり、りおの3人でZONEの「secret base~君がくれたもの~」を披露。

 さらに、ゆうあといずみが懐かしのアニメソング「魔女っ子メグちゃん」を可愛らしい振付とともに歌唱。そして三味線のらむと、みのり、りなの3人でももいろクローバーZの「ワニとシャンプー」を扇子をふりながら元気に届けた。最後はゆとりのギター演奏に合わせてみやびがDAOKO×米津玄師の大ヒット曲「打上花火」を披露した。

 夏祭りのお面をモチーフにしたというオリジナル曲「お面めんめん」と、「zashikiwarashi」を歌唱後は、毎回恒例になりつつあるファンの写真撮影OKタイムも実施。オリジナル曲「いよ――っ!かぶき者」を歌唱中、ファンはスマートフォンやデジタルカメラを向け、思い思いに撮影を楽しんだ。歌唱後は会場の観客をバックに記念撮影する場面も。

 そしてオリジナル曲「ここはジパング☆摩訶不思議」と「SAKURA☆騎士」を歌唱し本編を終了。アンコールでは、9月9日に韓国・ソウルで開催される『日韓交流おまつり2018 in Seoul』に出演するメンバーが発表された。

合宿でメンバーの絆がより強くなった

 7月の期間限定でメンバーそれぞれがSHOWROOMの個人アカウントから配信し、上位5人が出演できるという企画。参加メンバー6人のうち、まつり、みやび、らむ、みのり、ゆとりの5人が出演することが決定。

民謡ガールズ

 また、出演権を逃してしまったメンバー・りなは9月30日に実施する定期公演「激情公演~第3章~」の企画コーナーをプロデュースすることが発表された。企画コーナーでは、りなのソロ歌唱と、りなのプロデュース企画が行われる予定。指名されたりなは、急な発表でうろたえながらも「がんばります!」と笑顔を見せた。さらに今回ライブに出られなかったメンバー・かこからのビデオメッセージも上映された。

 なお、セカンドシングル「ミライ」が11月28日に発売決定したことが、サプライズ発表された。セカンドシングルは、ジャケット・カップリング曲違いの「みんがる盤」「民謡盤」「ガールズ盤」の3タイプで発売予定。6月27日発売の1stシングルから5カ月という早さでのシングル発売に、メンバーもファンも驚きを隠せない様子。

 富山県民謡「こきりこ節」と1stシングル「キラリ☆夢音頭」と続けて披露したあと、メンバーのゆうあは「先日みんなで合宿をしました。ダンスを合わせたり、一緒に泣いちゃったりとメンバーの絆がより強くなりました。なぜ泣いたかは想像にお任せします」と笑わせつつ、「今後ももっと動員を増やしていって、目標である日本武道館でのライブに向かって頑張っていきたいと思います!」と意気込みを語る。

 最後にオリジナル曲「ウレシナミダー!」を歌唱。会場中のファンと一緒にタオルを振りまわしながら大団円の中、ライブを終了した。

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