井ノ原快彦

 V6の井ノ原快彦が3日放送の日本テレビ系『しゃべくり007~今年の24時間テレビ・メインパーソナリティー全員参戦SP~』に出演し、紅白歌合戦の司会にまつわる中居正広とのエピソードを明かし、ネット上で感動を広げている。

 この日の放送にゲスト出演した井ノ原。毎年恒例の「24時間テレビ」でメインパーソナリティーを務めるNEWS増田貴久、Kis-My-Ft2北山宏光、ジャニーズWEST重岡大毅、King & Prince岸優太とともに登場した。

 その中で、井ノ原は2015年に務めた第66回NHK紅白歌合戦の司会について言及。自身が39歳の時だったといい、「一生懸命、準備していれば大丈夫だろうと思っていたけど、出演者の方を考えると、大御所の方がすごく多いから失敗できない」と強い緊張感も抱いていたようだ。

 それを踏まえ、「中居君は25(歳)の時に最初にやってるんですよ。岸君くらいの時、もう1人でやってるんですよ」と中居がすでに紅白司会を務め上げいたことを取り上げ、「あの人すげえな」と受け止めていたという。

 放送本番となる大みそかが近づく中、クリスマスの日に洋服屋に入ったという井ノ原。すると、「目の前に中居君がいたんです」と偶然、遭遇したようで、イタズラ心から「脅かしてみよう」と井ノ原は後ろからそっと声をかけた。

 ところが、中居は驚くこともなく「あ、そうだお前さ、言っておきたいことがある」と普通に切り出したという。「本番は絶対、台本全部覚えておいたほうがいいぜ」と言われたといい、「カンペ出してるのも人だから、これ出なかった時、大変なことになるから一応、全部覚えておいたほうがいいぜ。俺も言いたかったから言えたわ」と自らの経験も踏まえてアドバイスを送ってくれたようだ。

 その助言から台本を覚え、本番に臨んだ井ノ原。すると、「ちょこちょこMCがはけた時に中居君が来るんですよ。『お前もうちょっとさ、バラードの時、余韻出したほうがいいんじゃねえの』ってアドバイスしてくれる。ずっと見ててくれた」と井ノ原の司会をしっかり見てくれていたという。

 そして、終盤に差し掛かるなかで、「『お前、あとちょっとだよ、最高だよ』って言いに来てくれた」と中居からエールが。これにスタジオは「めっちゃええ話」と感嘆の声を挙げ、井ノ原は「すごいやる気出て、すごい支えてもらいましたね」と中居の声に助けられたことを明かした。

 また、原田泰造から「バラードの余韻」について具体的に尋ねられると、井ノ原は時間の都合もあり、「フリ出るじゃないですか。ありがとうございましたーって感じでやってたんですけど、『もう2拍だな』っていう感じで」と中居から助言が出た様子。「『時間押してるのはわかるけど、もうちょっと待ったほうがいいんじゃない』って言ってくれたってのがかなり大きかった」と感謝の言葉を述べていた。

 この井ノ原の中居とのエピソードはネット上で大きな反響を呼び、「いのっちの中居さんの話に胸震えた」「いのっちが話した中居くんのエピに感動 本当にステキな人だね」「ずっと支えてくれてたって嬉しいし泣ける」などと感動する声が挙がった。

 さらに、井ノ原が中居のエピソードを語っている時、中居と親交があることでも知られる北山が優しい表情を見せている姿も印象的だった。

 そのため、「いのっち ありがとう(北山くんがめちゃ自慢げな顔になってるの可愛い)」「唯一分かるの北山くんだけだと思ったからうなずきながら聞いてるあの表情は納得でした」「みっくん。いい顔してる たまらん」などと感激するファンの姿も見られている。

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