チューバッカを筆頭に公開を祝うファン

 『スター・ウォーズ』シリーズのメインキャラクターの一人、ハン・ソロの知られざる過去を描いた映画『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』が29日全国公開されるのに先駆けて、28日に六本木で前夜祭上映会がおこなわれた。ソロの相棒、チューバッカが訪れるとともに、会場にはコスプレしたファンなどが一足早い映画公開を祝った。

撮影に応じたファン

 この日は先日六本木でおこなわれたジャパン・プレミアの際にも会場を盛り上げた“オリジナル・バンド”による生演奏も披露された上に、ハン・ソロの生涯の相棒であるチューバッカ(190)も、世界で最後の公開地となる日本の前夜祭上映会を祝うべく、再び来日を果たし会場を盛り上げた。

 さらにイベントでは、日本での全国公開に先駆けた上映のために、会場にカウントダウンタイマーを設置。日本最速上映がおこなわれる午後9時を、10秒前からカウントダウンし、カウントゼロで、会場のファン全員で「ハン・ソロ!」の掛け声と共に、その瞬間を祝った。

コスプレして公開を祝うファン

 イベントでは思い思いのコスチュームに身をつつんだSWファンが集結。ある日テレビで放送されていた『スター・ウォーズ』の特集を見て、急にスターウォーズに強い興味をもったという娘と、幼い頃からテレビで見てスター・ウォーズに親しんでいたという親の連れは、娘がコスプレと共に本格的なメイクに挑戦。「チューバッカが可愛くて、ドロイドも可愛いから好き!」と語る娘に対し、母親は「スケールが大きいのに、すごくドメスティックな絆がストーリーの元になっているという、そんな親しみも遠さも感じるギャップが魅力ですね」と長く親しんだ物語への思いを語る。

チューバッカと記念撮影するファン

 「数えたことがいない、1000体以上はありますが」と、シリーズ登場キャラクターの膨大なフィギュアコレクションを楽しんでいるという筋金入りのコスプレ・コンビは、やはりバラエティに富んだキャラクター陣を作品の魅力に挙げながら、本作の映画を心待ちにしていた様子も見せつつ「次は新作も待ちたい。少しスパンが長い方が、また楽しみもあるかな」と、さらなる新作公開への期待ものぞかせていた。

 さらに知り合いのつながりで多くの友人を連れ立っておとずれ、壮観なスタイルを見せるコスプレ・グループや、28日夜に行われたサッカーのロシアワールドカップの、日本代表が登場するグループリーグ最終戦に乗じて、“サムライブルー”をコスチュームのデザインに取り入れた集団など、ファンは思い思いのスタイルで会場におとずれ、イベントに花を添えた。【取材・撮影=桂 伸也】

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