全世界を興奮と歓喜で満たし、社会現象を巻き起こし続けてきた空前のエンターテイメント「スター・ウォーズ」。シリーズを代表する伝説的なキャラクターにして、史上最も有名な悪役ダース・ベイダー、そしてジェダイ・マスターのオビ=ワン・ケノービ。“スター・ウォーズ”を象徴する2人のキャラクターが『スター・ウォーズ エピソード 3/シスの復讐』でみせた歴史的対決と決着、...その後の物語を描くオリジナルドラマシリーズ『オビ=ワン・ケノービ』が 5 月 27 日(金)16 時よりディズニー公式動画配信サービス Disney+(ディズニープラス)独占で日米同時配信開始となる。17 年ぶりにオビ=ワン・ケノービを演じるユアン・マクレガーだが、実は本作の撮影前にオリジナルドラマシリーズ『マンダロリアン』シーズン2の撮影現場に訪れ、スクリーンテストを行っていたことを明かしている。

 ユアンは本作のデボラ・チョウ監督や撮影監督らとともに、カメラテストをするため、完璧な「スター・ウォーズ」と評された「マンダロリアン」シーズン2の撮影現場を訪問。そこで久しく着ていなかったオビ=ワン・ケノービの象徴とも言える“ジェダイローブ”に袖を通し、オビ=ワンのキャラクターを再び演じるという実感が沸いたことを振り返る。ユアンは「『マンダロリアン』シーズン 2 が撮影されている時、そこへデボラ・チョウ監督と撮影監督と一緒に行って、スタジオのセットの一部とクルーを使いスクリーンテストをしたんだ。オビ=ワン・ケノービの衣装を再び着たのは、それが初めてだった。すごく久しぶりだったからちょっと奇妙に感じたけど、懐かしい感じだったよ」と当時の心境を語っている。ユアンにとっても思い入れが深い「スター・ウォーズ」の世界に、俳優兼製作総指揮として再び戻ってきたことについて「とても素敵な気分なんだ。この作品を作るのはとても楽しかった。とくにテクノロジーがとても進化していたんだ」と、技術の進化に驚いたそう。『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』では当時最先端の技術であったデジタル撮影技術を取り入れ、「クローンの攻撃」や「シスの復讐」では、今では主流となっているグリーンバックでの撮影を行っていた。しかし本作ではセットを特殊なスクリーンで囲い、スクリーンに砂漠などの背景を映すことで、まるで本当にその場にいるような感覚で撮影をすることが可能となったのだ。ユアンは「本作のセットは完全にスクリーンで囲まれていて、カメラや視点の動きに合わせ、そこに背景を映し出すことができたんだ。つまり俳優は背景を自分の目で見ることができるんだよ。俳優にとってグリーンバックでの撮影は演技しづらいから、とても素晴らしい技術の進化だと思った」と明かし、ユアン自身が今どういう場所にいて、どういう状況のシーンを撮影しているのか、視覚的に把握できるようになったことで、より良い演技ができたようだ。そうして撮影された本作だが、舞台は、オビ=ワンにとって最良の友でありジェダイの弟子であったアナキン・スカイウォーカーが邪悪なシス卿ダース・ベイダーに堕ち、ジェダイが敗北を喫した「シスの復讐」での劇的な出来事から 10 年後。ダース・ベイダーはジェダイを抹殺し銀河を支配しようとしており、オビ=ワンは幼きルーク・スカイウォーカーを見守りながらベイダーら帝国軍から追い詰められていく。配信が始まるまで本作については謎に包まれたままだが、ユアン演じるオビ=ワンはたった一人でシスの暗黒卿にどう立ち向かっていくのか?全世界のファンからの期待はますます高まるばかりだ。

 本作では、『スター・ウォーズ エピソード 1/ファントム・メナス』、『スター・ウォーズ エピソード 2/クローンの攻撃』、『スター・ウォーズ エピソード 3/シスの復讐』でオビ=ワン・ケノービを演じたユアン・マクレガー、「エピソード 2」「エピソード 3」でダース・ベイダー(アナキン・スカイウォーカー)を演じたヘイデン・クリステンセンと共に、『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』から「スター・ウォーズ」の象徴とも言える伝説的な音楽を生んだジョン・ウィリアムズも「スター・ウォーズ」シリーズに帰還。誰もが一度は聞いたことのある「スター・ウォーズ」の音楽、ユアンやヘイデンら豪華キャスト、ライトセーバーのアクションなどが本作をさらに“完璧な「スター・ウォーズ」”へと進化させる。『スター・ウォーズ エピソード 3/シスの復讐』の公開から17 年。ベイダーとなったかつての弟子、その師であったオビ=ワン、2 人のもう一つの物語が始まる。

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