タレントのりゅうちぇるが、アーティスト名義“RYUCHELL”として16日、メイクアップブランド店「NYX Professional Makeup表参道原宿店」の開店記念セレモニー『NYX Professional Makeup表参道原宿店 オープニングテープカットセレモニー』に出席。歌手として初めてイベントに登場した。セレモニー後に報道陣による囲み取材に応じた、RYUCHELLは「メイク1つで人生が変わります。キラキラ自分の人生を生きていくステップとして僕はメイクを選びました」と語った。また、現在妊娠中である妻・ぺこと産まれてくる子どもについて「女の子ならモナちゃん、男の子はリンクくん。僕らは龍二と哲子なのでそういうのに憧れる」と名前の候補を明かした。

 NYX Professional Makeupは1999年に米・ロサンゼルスで生まれた、プロフェッショナル仕様のメイクアップブランド。高いクオリティながら安価なアイテムで、メイクアップアーティストから一般女性にまで幅広く愛されている。その日本第1号店がこの日、東急プラザ表参道原宿内にオープン。その開店を祝したのが今回のセレモニー。RYUCHELLは以前からこのブランドを愛用しており、デビュー曲「Hands up!! If you're Awesome」のミュージックビデオでも同ブランドとのコラボレーションを果たしている。

 イベント開始後、前述のMVがモニターに流されてから、RYUCHELLがピンクのダブルスーツ姿で登場。アーティストRYUCHELL名義でのイベント出演は今回が初めて。映像については「80年代から90年代の雰囲気が大好きだったので、画質とか音質とかガチで昔っぽく、こだわって作りました」と自分の意見を反映させたという。

 さらに「『それぞれが自分の色を持って、表現してキラキラしていく』というメッセージをMVで表現しました。その世界観に、NYXさんの発色の良さとバリエーションがナイスマッチでした」と語る。

 MV中で自身が黄緑を基調にしている理由として、RYUCHELLは「センターが赤なのはありきたりなので黄緑にしようと思った」と解説。この日の衣装については「今日はピンクで。これから春で4月だし、NYXさんカラーだし、スタートを感じさせる色で揃えました」とした。

RYUCHELL

 また、新規オープンした日本第1号店の感想は「店内も可愛いし、やっぱり商品が発色も良く。今まで海外で買う事しかできなかったのに原宿で簡単に手に入るのがとにかく嬉しいです」と笑顔。

 妻であるファッションモデル・ぺこの話題になると「ぺこりんはマジでメイクに興味ない」と明かし、「僕は毎日毎日メイクを変えたい人なんですけど、ぺこりんはずっとこのままで良いっていう感じらしくて。メイクは僕の方が興味があるようです」とコメント。

 その後テープカットセレモニーがおこなわれ、RYUCHELLは囲み取材に応じた。「大切なブランドとコラボ出来て嬉しいです」とこの機会の喜びを改めて話し、「僕も僕はメイクに45分くらいかけるんですけど、ぺこりんは15分で終わる」とぺこについても再び言及。

 今回の歌手デビュー、RYUCHELLによれば「プロポーズする前から歌手になりたいという想いを伝えていた」と言い、ぺこの反応は「わかってたよ。やりたそうだったから気付いていた」ということだったそうで、RYUCHELLは「(ぺこは)それを含めて結婚を承諾してくれました」と述べた。

 ぺこは現在妊娠中で、安定期に入ったという。RYUCHELLも「とにかく胎動が凄くて、ミュージカルやディズニーなど大好きな歌とかを聞かせています」と家庭での様子を話した。性別はまだ不明だというが、「ずっと内股なので『お腹にいる時からりゅうちぇるに似てるやん』と(ぺこが)言ってました」と嬉しそう。

 また「女の子ならモナちゃん、男の子はリンクくん。僕らは龍二と哲子なのでそういうのに憧れるところもありますけど、可愛い名前が良いですね」と名前の候補を挙げていた。

 「Hands up!! If you're Awesome」のサウンドについては「僕の好きな洋楽のアーティスト、ジェイソン・ドノヴァンさんやバナナラマさん、カイリー・ミノーグさんの様な要素を取り入れてほしい、というのはお願いしました」と語る。ちなみに作曲を担当したのは、水曜日のカンパネラのケンモチヒデフミ。

 最後にRYUCHELLは「まずは挑戦してみて、メイクを楽しむと自分を表現するのが楽しくなります。人生が楽しくなって、色々な出会いに恵まれる。メイク1つで人生が変わります。キラキラ自分の人生を生きていくステップとして僕はメイクを選びました。NYX Professional Makeupさんの製品はその最初のきっかけにできると思うので、是非試して頂きたいです」とメッセージを送った。【取材・撮影=小池直也】

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