強い想いが後世に、DANCE EARTH PARTY 出会いから生まれるもの
INTERVIEW

強い想いが後世に、DANCE EARTH PARTY 出会いから生まれるもの


記者:村上順一

撮影:

掲載:18年03月14日

読了時間:約15分

気温マイナス15度での撮影

――そのMVも曲とともにすごくハワイを感じられる作品になっていますよね。ハワイでは雨は降らなかったのでしょうか。

EXILE TETSUYA

TETSUYA 雨期みたいなものがあるみたいで、ちょっと降りましたね。

USA 地球上に存在する気候の13個の内の11個がハワイ島にあるんです。砂漠気候とツンドラ気候以外ありますから。車で走っていると、どんどん生えている植物も変化していきます。熱帯雨林かと思ったら、向こうでは雪が降っているみたいな感じです。

――“生きている”ということを実感できそうですね。

TETSUYA 間違いないですね。人生に迷っている方は絶対に行ったほうがいいです(笑)。 羽田空港から直行便も出ているので。

Shizuka 旅行会社の人みたいになっていますけど(笑)。

TETSUYA (笑)。ハワイに行ってそこで振り付けも考えたんです。何も持たずに旅に出て現地の人と触れて、ウクレレを演奏してくれたEDEN KAI君とも初めてそこで会うことができて。そこでディスカッションして、帰国した後に音が全部出来上がりました。あの旅があったから完成した曲なので感慨深いですね。

――旅ありきの楽曲になったわけですね。ハワイで撮影というのも豪華ですよね。

TETSUYA ちょっとスケジュールに書くのが後ろめたいところもありましたよ(笑)。

USA わかる。仕事なんだけど、ちょっとね(笑)。

――あと、MVの最後のシーンでShizukaさんが爆笑しているのが気になったのですが…。

Shizuka あれはTETSUYAさんが自撮りしていて、ずっと「顔がテカってる」って呟いていて…。

TETSUYA 自撮りしていたんですけど、虹が出ていたけど思ったより小さかったという笑いと、よく見たら自撮りで写っている自分の顔がめちゃくちゃテカっていて(笑)。でも、虹を探す旅というストーリーの中では、笑顔で終わるというのがいいかなと。それぐらいラフな旅でした。

――USAさんの特に思い出深いシーンは?

USA どれも印象深かったのですが、4000メートル級の山での撮影ですね。そこは酸素も薄いですし、気温もマイナス15度なんですけど、そのなかでShizukaちゃんがキャミソールで歌うというシーンで。

Shizuka イントロのシーンなんですけど、風も強かったので体感温度はもっと低いと思います。夜に星を見てから、日の出を待って撮影に臨みました。

――キャミソールとはすごいですよね。

USA 撮影の中で唯一気合を入れたシーンでしたね。

Shizuka 自分から志願したことでもあったので。スタッフさんも「どうしますか? 無理はしなくてもいいですよ」と配慮してくださったのですが、ここまで来て撮らないという選択肢はなかったです。自分の中で火がつきました。

――追い込みますね。

Shizuka スタッフさんもそうですし、お2人も車の中で待機していても良いのに、わざわざ外に出て自分の目線の入るところで応援してくださっていたので頑張れました。お2人は雪だるまみたいな防寒着は着ていましたけど(笑)。

TETSUYA 僕らは完璧な防寒をして(笑)。

Shizuka みなさんが一丸となって撮影を支えてくださったので、意地でも良いシーンを撮りたかったので本当にやって良かったと思います。

――逆にお2人からのプレッシャーはありますか。

Shizuka ありますよ(笑)。でも、プレッシャーがある方が燃えるタイプなので全然大丈夫ですけど。やっぱりボーカル一人なので、自分が倒れてしまうとダメなので…。

2人 歌えなくてすみません(笑)。

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