オーケストラ指揮者の西本智実と、バイオリニストの宮本笑里が31日、都内でおこなわれた『年末ジャンボ宝くじ』抽せん会に登場、1等当選発表のサポートをおこなうとともに、イベントのフィナーレを飾った。この日は小池百合子東京都知事と、野田聖子総務大臣も登壇した。

 西本と宮本は今回、小池都知事、野田大臣とともに「年末ジャンボ宝くじ」の1等の当選発表をサポート。小池都知事の合図とともにルーレットがスタートすると、野田大臣とともに西本、宮本が当選を決定する矢の発射ボタンを押し、本年の「年末ジャンボ宝くじ」の1等当選者を決定した。

西本智実

 ボタンを押す前には緊張も見せていた西本と宮本。当選者決定後に西本は「手に汗握りました。この瞬間に幸せになられた方がいらっしゃると思うと、私も本当に幸せな気持ちにさせていただきました」とコメント。宮本も「どなたかの夢がかなった瞬間、そんな貴重な瞬間に立ち会えたことはすごく光栄に思いました」とこの日のイベントに登壇した思いを語った。

 全国自治宝くじ事務協議会の会長も務めている小池都知事は、改めてこの宝くじが政治の様々な財源として使用されていることとともに、2020年の東京オリンピック開催に使用されることを改めてアピール。

 また小池都知事は「実は私も宝くじを買っておりまして…当たらないかなと思っていたんですが」と語り、笑いを誘いながら「来年は戌年ですよね、是非皆さんとともに、ワンちゃんの“ワン”、ワンダフルな年にしていきたいものです」とイベントとともに来年に向けての思いをコメント。

宮本笑里

 野田大臣も同様に宝くじの意義を語りながら「皆さんにとって1年の締めくくりの、ワクワクの夢がかなうことを心からお祈りします」とメッセージを送った。

 この日の抽選会では「年末ジャンボ宝くじ」(第731回全国自治宝くじ)、「年末ジャンボミニ」(第732回全国自治宝くじ)、「年末ジャンボプチ700万」(第733回全国自治宝くじ)の抽せんを実施、「年末ジャンボ宝くじ」は1等が7億円、前後賞がそれぞれ1億5千万円となっている。また「年末ジャンボミニ」は1等が5千万円、前後賞がそれぞれ1千万円の計7千万円、「年末ジャンボプチ700 万」は1等が7百万円という当選金となっている。【取材・撮影=桂 伸也】

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