高見沢俊彦、指揮者・西本智実とロックとクラシックの融合再び
「INNOVATION CLASSICS 2017」
THE ALFEEのギタリスト高見沢俊彦が2月11日・12日に、指揮者・西本智実とともに東京・Bunkamuraオーチャードホールで「INNOVATION CLASSICS 2017」を開催する。同公演は昨年2月に初演されていた。今回は新たに、3月11日・12日に大阪・フェスティバルホールでもおこなわれる。高見沢は「新たな扉を開く鍵になると思います」と同公演が音楽による新たな体験になることに自信を見せた。
西本は、2014年にヴァチカンの音楽財団から「名誉賞」を日本人で初めて授与された、世界的な指揮者。昨年2月に「INNOVATION CLASSICS」で高見沢と共演を果たしていた。今回「INNOVATION CLASSICS 2017」では、2016年の初演で披露した組曲「展覧会の絵」他に加え、西本と高見沢の選曲によるTHE ALFEEの楽曲を4曲、演奏する。
同公演について、高見沢は「フェスティバルホールでの『Innovation Classics』。毎年THE ALFEEではお世話になっていますが…まさか、クラシックのコンサートで自分が“フェス”に立つなどとは、想像だにしなかった。自分のキャリアの中でもこの“フェス”での『Innovation Classics』は、新たな扉を開く鍵になると思います。是非! その瞬間と、その時間を共に堪能致しましょう」と今回の大阪公演には思い入れが特に強い様子。
また、西本は「友人から、『EL&P』(エマーソン・レイク・アンド・パーマー)等、クラシック音楽をロックで演奏する海外アーティストのDVDを観せてもらいながら、私の頭の中では高見沢さんの姿が浮かび…実現に至りました! 今回はクラシック×ロックに加え、アルフィーの楽曲もオーケストラで演奏します」とイメージをうまく形に出来た様子。
「INNOVATION CLASSICS」は昨年2月に初演され、クラシックとロックの革新として、各方面から注目を浴びた。クラシック大作ムソルグスキーの組曲「展覧会の絵」他、クラシックの名曲をロックと融合させた音楽を披露していた。
今回の公演は東京、大阪それぞれ2日間の公演を予定。THE ALFEEの楽曲は公演日によりAプログラム、Bプログラムとし披露される。
Aプログラムでは、THE ALFEEの「星空のディスタンス」「Masquerade Love」を、Bプログラムでは「恋人達のペイヴメント」「Orionからの招待状」を演奏する。また、クラシック作品では新たにピアソラの「リベルタンゴ」も披露される。
なお、今回おこなわれる各公演は2月がヴァレンタインデー、3月がホワイトデーのスペシャル特典として、来場者全員にスウィーツと特製オペラグラスがプレゼントされる。
■公演情報 「INNOVATION CLASSICS TOMOMI NISHIMOTO×TOSHIHIKO TAKAMIZAWA ~Valentine’s day Special~」 ▽東京 出演 管弦楽:<東京>イルミナートフィルハーモニーオーケストラ 演奏曲 共通プログラム |