白石麻衣

 乃木坂46の白石麻衣(25)が2日、都内でおこなわれた『第10回オリコン年間“本”ランキング2017』の表彰式に出席した。このなかで白石は、写真集『白石麻衣写真集 パスポート』が22万9000部を売り上げ、写真集部門で1位を獲得。心境を「まさかこんな素敵な賞を頂けるとは思いませんでした」と語り、今年の漢字1文字を写真集と掛けて「飛」とした。さらにこの写真集の感想を福山雅治から言われた事について「私にとっても宝物になりました」とエピソードを話した。

 このランキングはWEB通販を含む全国の書店3866店舗からの売上データをもとに集計されたもの。総合1位を獲得したのは、佐藤愛子氏の『九十歳。何がめでたい』で65万8000部。また写真集部門は1位の白石に続き、2位に齋藤飛鳥、4位に元メンバーの橋本奈々未、5位に衛藤美彩、8位に西野七瀬、9位に秋元真夏とトップ10内に食い込む結果となった。

 白石は登壇すると、オリコン代表取締役社長・小池恒氏より、賞状とトロフィーを授与された。表彰の感想について、白石は「まさかこんな素敵な賞を頂けるとは思いませんでした。周りの方には感謝でいっぱいです」とコメント。

 写真集については「この写真集のおかげで『観たよ』と声を掛けて頂けるようになりました」とした。さらに女性写真集として、ランキング歴代最高売上での1位獲得になった事については「驚きでしかないんですけど、女性の方にも観て頂きたいという気持ちも込めていたので嬉しいです」と率直に語った。

白石麻衣

 メンバーからは「お気に入りの写真を教えて貰ったりした」という。さらに白石は「メンバーに見て貰えるのは照れくさい気もしています」と恥ずかしそうな様子をみせた。それぞれの感想は「バラバラでした」とした。

 トップ10の中に6人乃木坂のメンバーが入った事については「嬉しい事ですし、どれも個性が詰まった写真集ばかり。グループとしても大きい結果が残せたのかなと思っています」とした。売れた理由を問われると「女性の方にも見て欲しいなと思って作ったのと、着用する衣裳も一緒に選ばせてもらったので、そういうところも見て貰えたんじゃないでしょうか」と話した。

 その後、白石は記者向けの囲み取材にも応じた。

 白石の姉の反応は「変顔している写真に『楽しい感じが出ていて良いね』と。私自身もお気に入りの1ページでした」だったそうだ。また、驚きの反響としては「『ミュージックステーション』で共演した、福山雅治さんが購入して頂いたみたいで。一緒にお写真撮って、サインもさせて頂いたのは私にとっても宝物になりました」と話した。福山の感想は「すごく素敵な写真集』だったそうだ。

 次作については「個人的にも大満足の1冊が出来たので、今は次の事を考えてないですね」と控えめに話してから、女性購買客が多かった事について「同世代の女性の方から『見たよ』と声を掛けて頂くと、もっと頑張らなきゃみたいな気持ちになります」とした。

 写真集発売時に「1兆点」と採点していた白石だが、改めて点数を問われると「1周回って100点満点をあげたいなと思います。25歳にもなったので落ち着きます(笑)」と笑顔。

 2017年は「グループにとっても、個人にとっても飛躍した1年だったなと思います」と振り返った。今年の1文字を問われると「『飛』です。写真集のタイトルも『パスポート』なので、飛行機にもかけて『飛』にしたいと思います」と気の効いた返答も。

 2018年については「来年は個人的に色々なお仕事をしたいなと思います。グループとしてもアジアに向かってライブをさせて貰う事もあると思うので、まだまだ色々な場所に乃木坂46というグループを広めていきたいです」と意気込んだ。【取材・撮影=小池直也】

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