矢野顕子、NHK「The Covers」初出演　縁深い糸井重里と共演

　矢野顕子が11月24日に、NHK BSプレミアムの音楽番組『The Covers（カバーズ）』に初出演。ピアノの弾き語りでカバー４曲を披露する。さらに、スペシャルゲストに公私ともに仲の良い、コピーライターの糸井重里氏が登場。秘蔵トークを繰り広げる。

　昨年、ソロデビュー40周年を迎えた彼女。これまでに数々の名曲を矢野流にカバーしてきた、いわば“カバーの元祖”的存在。今回はそんな矢野がピアノの弾き語りで４曲を披露。矢野ならではのアレンジで独創的な仕上がりに。

　カバー曲は、歌詞に描かれるストーリーに惹かれるという、佐野元春の「SOMEDAY」、2009年に亡くなった、フジファブリックの志村正彦さんが、PUFFYに提供した「Bye Bye」。

　そして、矢野の大ヒット曲「春咲小紅」の作詞も手がけ、公私とに関係深い糸井重里氏がスペシャルゲストとして登場。MCリリー・フランキー、仲里依紗、糸井氏の前で「春咲小紅」も披露。さらに、糸井氏が発売したボーカルアルバムに矢野が楽曲提供、自身もセルフカバーしている名曲「SUPER FOLK SONG」の続編となる、「SUPER FOLK SONG RETURNED」も。矢野顕子×糸井重里コンビによる名曲が、矢野顕子の弾き語りでよみがえる。

　大の猫好きだという、矢野と番組のレギュラー猫「にぼし」との共演にも注目。矢野の演奏で、にぼしが大興奮。糸井氏との秘蔵トークも続々飛び出す。【松尾模糊】