矢野顕子、重松清原作・西島秀俊主演“猫ドラマ”主題歌担当
ドラマ『ブランケット・キャッツ』の主題歌を書き下ろした矢野顕子
シンガーソングライターの矢野顕子が6月23日に、配信限定シングルとして新曲「Soft Landing」をリリースする。同日から放送されるNHKドラマ10『ブランケット・キャッツ』の主題歌として書き下ろした。番組のチーフ・プロデューサー土屋勝裕氏は「期待以上の素晴らしい曲」と同曲を絶賛している。
矢野は、昨年にイベント「ふたりでジャンボリー」の開催、オールタイムベストアルバム『矢野山脈』のリリース、そして恒例の「さとがえるコンサート」の開催など、デビュー40周年を迎えた今も圧倒的な存在感を放ち続ける。
待望の新曲「Soft Landing」が6月23日からスタートするNHKドラマ10の新ドラマ『ブランケット・キャッツ』の主題歌となることが23日に発表された。
『ブランケット・キャッツ』は、作家・重松清氏の傑作短編小説集『ブランケット・キャッツ』のドラマ化。俳優の西島秀俊主演、女優・吉瀬美智子や元AKB48の島崎遥香(23)らが出演。新しい飼い主を見つけるため、ブランケットとともに2泊3日でトライアルされる7匹の“ブランケット・キャッツ”。猫の飼い主探しをする謎の家具店店長と、幼馴染の獣医師が、猫を通じて人々の人生に小さな光を灯す、というストーリー。
新曲「Soft Landing」は猫好きで知られる矢野顕子が、親和性抜群といえる猫をテーマにした今回のドラマにインスピレーションを受けて書き下ろした楽曲。宇宙の壮大さとリアルな悩みに寄り添う親近感が同居する、矢野顕子ならではの絶妙なスケール感の楽曲をピアノ弾き語りで表現した作品。
土屋氏は「猫がたくさん出てくるドラマの主題歌をどなたにお願いしたら良いのか、というときに真っ先に思い浮かんだのが矢野顕子さんでした」と彼女の起用を初めから決めていたと言い、「矢野さんご自身も猫が大好きということで、今回のドラマにピッタリの歌を作って下さるに違いないと期待していました。期待以上の素晴らしい曲で、柔らかくて温かくて、疲れた心にそっと寄り添ってくれる優しい歌声に本当に癒されています」と絶賛。
なお、「Soft Landing」は配信限定シングルとして、iTunes Storeほか主要配信サイトおよびdヒッツほかラジオ型定額制聴き放題サービスで6月23日より配信がスタートする。
現在矢野顕子は、今秋発売予定の7年ぶりの弾き語りアルバムのレコーディング制作活動中という。