ニューシングルの発売記念イベントをおこなった、アンジュルム

 アンジュルムが22日、東京・池袋サンシャインシティ噴水広場で、ニューシングルの発売記念イベントをおこなった。全5曲のライブを終えたあと、報道陣の囲み取材に応じ、メンバーの上國料萌衣は「世界にアンジュルムという名前を届けたい」と力強く語った。

 このイベントは、21日に発売された、アンジュルムのトリプルA面シングル「愛さえあればなんにもいらない/ナミダイロノケツイ/魔女っ子メグちゃん」の発売を記念したもの。どれも傾向の違う、“三者三様”の楽曲が収録されている。

 会場には多くのファンが集結し、スタート前から熱気に帯びていた。そのイベントはしっとりめの「ナミダイロノケツイ」で始まった。その後のMCでメンバーそれぞれ以下の通りに語った。

 笠原桃奈「この作品は私にとって2枚目のシングルです。曲調が多彩なので、動きとか表情に苦戦したんですけど。リリースイベントを重ねてきて成長した部分を見せられるように頑張ります」

 上國料萌衣「今日は沢山リリースイベントをやってきた中で、一番良いパフォーマンスができたら」

 佐々木莉佳子「私は成長期なので、身長がぐんぐん伸びてます。なので開き直って、1番身長の高いメンバーになろうかなと」

 室田瑞希「今年、写真集『MURO』を出したのでメンバーで一番セクシーに色っぽく頑張りたい」

 勝田里奈「今日は4階まで人が沢山。この光景を目に焼き付けながら、ライブを楽しみたい」

 竹内朱莉「今日は頑張りたいと思います」

 中西香菜「20歳になったので大人っぽく頑張ろうと思います」

 和田彩花「今日はよろしくお願いします」

 その後は、激しく色っぽいダンスが印象的な「魔女っ子メグちゃん」、ダブステップ調のグルーヴィーな楽曲「次々続々」、そして「カクゴして」をパフォーマンス。ペンライトを振って歓喜するファン達。そして、この日最後の楽曲は「愛さえあればなんにもいらない」。優雅な楽曲で、リズムがワルツに変形する部分はリズミカルなクラップが発生。切れが良いダンスも冴えていた。

 ライブ終了後、報道陣向けに囲み取材がおこなわれた。まずは新譜についての質問から。これについては和田が解説。

 「愛さえあればなんにもいらない」については「この曲はワルツが入ってくるので、今まで勢い全開でいってたんですけど、今回からは『上品に』というのをテーマにしています」。「ナミダイロノケツイ」は「とても歌詞が真っ直ぐな曲。ジャズ&コンテンポラリーダンスに挑戦しています」。「魔女っ子メグちゃん」については「『大人っぽく、人の心に忍び込んでいく』というのがテーマになっています」とした。

 この新譜がオリコンデイリーチャートで2位を獲得した事を告げらると、メンバー達は驚きを露わにした。この中で竹内は「2位まではよくあるんですけど、1位は獲れたためしがないので。次こそはしっかり獲りたいです」と述べた。さらに笠原が世界で活躍する同世代を引き合いに「私も世界中に名を轟かせたい」と発言すると、上國料が「私も世界にアンジュルムという名前を届けたい」と気持ちを重ねた。

 今月の℃-ute解散については、和田が「もちろんハロー!プロジェクトを引っ張っていけるような存在になりたいですけど、まずはその前にカントリー・ガールズが移籍だったり、兼任という事もあったりするので。そこを皆で支え合って、ハロー!プロジェクトを守っていきたい」とした。(取材・撮影=小池直也)

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